わらべ会 夏のつどい

横浜では梅雨明けも宣言されない24日(日)、10時30分よりわらべ会を開催しました。わらべ会の前、10時からは世話人さんを中心に境内と駐車場の草取りと清掃です。境内と駐車場の雑草は例年夏の陽射しをエネルギーに遠慮なくぐんぐんと伸びてきます。お寺では皆さんの援軍がとても心強く感謝しています。この日はテントも張って頂き、午前中いっぱい作業に汗を流してくださり、ありがとうございました。

10時30分過ぎには親御さんに連れられて子供たちが参集。まず興厳房からわらべ会のスケジュールと諸注意の説明があり、はじめにお焼香の練習。お焼香の意味を教えてもらった後、子供たちは順番に角香炉にお焼香をし、次にシキミ香を作る時に使う薬研を体験。子供たちは『時代劇で見たことある』と興味津々。乾燥させたシキミの葉を薬研に入れ、一人ずつゴリゴリとシキミ香作りを体験しました。その後、お香の勉強として香木(沈香)やシキミ香、五種香(漢方)等を教えてもらい、違いのある香りを聞きました。

次に私と一緒に練経(御経の練習)。一節ずつゆっくりと方便品と自我偈を一緒に読み上げました。その後子供たちには『はっきりと大きな声で挨拶すること、声を出すことの大切さ、お題目を唱えると生きる力が出てくること、失敗を怖がらないで何でもチャレンジしよう、・・・』と伝えました。続いて興厳房と太鼓の練習。新聞紙で作ったバチで机を叩いて練習した後、興厳房の唱題にあわせて実際に太鼓を叩きました。皆んな楽しそうでした。

12時になり本堂前では境内清掃を終えた世話人さんがわらべ会恒例「流しそう麺とバーベキュー」の準備。皆んなで美味しく楽しく流しそうめんを頂戴しました。その後、太鼓の練習で使った新聞紙のバチでチャンバラごっこしている子供たちを集めスイカ割り。老川さんからお供えされた大きなスイカに目隠しをしながら木刀で立ち向かいます。2巡目で見事に真っ二つに割り、皆で甘いスイカを頂きました。

それから子どもたちは本堂で小原さん特製のゲーム。ゲームは投擲装置にお手玉をセットし、ハンマーを使って得点の書いてある的に落とすゲームです。なかなか手の込んだゲームで、子供たちは得点を入れる度にワイワイと声をあげていました。最後は場所を客殿に移して風輪作り。今年は興厳房が素焼きの風輪を用意、子供たちはシールを貼ったり絵を描いたりそれぞれ思い思いの風輪を作りました。最後に皆んなでお題目を三唱し、本堂前で集合写真を撮影して来年の再開を約束して今年のわらべ会夏のつどいは終了。

このブログは7月31日の記述です。

アップが遅れました。  相武山 山主

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