相武山 妙法院のブログ

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相武山 妙法寺 ブログ

菩提寺境内を浄めて

当山では毎年初夏の頃から秋まで数回にわたって境内清掃作務を行っています。作務は境内樹木の伐採と整備、遠慮なくグングンと伸びてくる雑草を除草して境内の整備をはかるものです。
当然、日頃から本堂や客殿や寺務所などはもちろん、境内や参道、駐車場などの清掃整備は寺内で行っていますが、さほど広い境内ではなくてもやはり手が回らないのが実状です。また、樹木や雑草の伸びるスピードは油断できません。放っておくとすぐに荒れ野状態になってしまいます。そこで定期的に作務の日を設けて檀信徒有縁の方々にご協力を願っています。

8月は8日(土)と30日(日)に境内清掃作務を行いました。8日は主にバス通りからの参道を清掃整備、市民の森から伸びて参道にかかる背の高い雑草を退治。大きなゴミ袋10杯分の成果でした。30日は墓苑周囲のレッドロビンの伐採と整備清掃。さらにゴミの収集に出せる形に整える作務が中心でした。その他、両日ともに猛暑の中、本堂前や三師塔前の草取りにも汗を流しました。

今年の境内清掃作務は8月30日が最終日。毎回8名~15名前後の方々にご参加頂き、約1時間半から2時間ほどの作務でした。菩提寺の境内が浄められて仏祖三宝尊もお悦びになり、お参りの方々も清々しく思われることでしょう。皆さまご多用のなか猛暑にもかかわらずご協力いただきありがとうございました。

相武山 山主

2020年08月31日

お経参りを作務に変更

妙法院では毎年6月から9月頃にかけて檀信徒宅に「お経参り」をしています。私は布教所開創当時からお盆経のかたちに習って各家庭のご本尊様に参詣してきました。年に一度はご信徒宅の仏壇にお参りして、ご家族みなさまの信行増進と日々の平安を祈念し、各家先祖と有縁精霊への追善ご回向を申し上げています。
お盆の時季に関わらず期間を長めにとってのお参りなので「お盆経」といわずに、「お経参り」と称しています。ご家庭によっては「故人の命日にお参りしてほしい」と希望されることもありますので、その希望にそってお参りすることもあります。

かつては僧侶が檀家さんのお宅にうかがうのは夏の風情の一つでしたが、最近は目にすることが少なくなってきたように思います。「仏教離れ・お寺離れ」がこのようなところにも影をおとしているようです。妙法院でも時間をつくって毎年40~50軒ほどお参りさせて頂いていましたが、近年は日程の都合などから20~30軒ほどになっていました。お経参りはご信徒と親しく言葉を交わすことのできる佳い機会ですから、これからも大切にしたいと考えています。

今年の夏は弟子の純興師(四日市市慧光院住職)の応援も得て、少しでも多くのお経参りをしようと企画していましたが、コロナ禍のために例年よりもわずかなお経参りとなってしまいました。純興師には7月と8月にそれぞれ一週間ほどの時間を用意して頂いていたので、かねてからの希望であった境内樹木の剪定、伐採、搬出の作務に急遽変更してもらいました。

裏庭の樹木の伐採、墓苑周囲や永代供養墓久遠廟の西側にある緑地の伐採、雑木林の伐採とそれぞれ搬出の作業です。純興師と興厳房と非力な私の3人の作務でしたが、7月と8月の二回、軽トラック山盛り8台の作業を行い、かなり境内がすっきりとしました。7月の下旬は明けぬ梅雨空での作務、8月下旬は猛暑のなかでの作務でした。
みどり豊かなことは有り難くすばらしいことですが、それなりに管理の労力が必要になるのですからよくできたものです。ここにも「プラスがあればマイナスがある」という摂理がよく理解されます。

連日猛暑の中、コロナ禍を心配することなくお経参りができるようになることを仏天に祈っています。

相武山 山主

2020年08月29日

清掃作務とブルーベリー狩り

26日(日)は境内清掃作務に汗を流し、その後、ブルーベリー狩りを皆さんと楽しみました。
梅雨が明けそうもない横浜。前日までも雨が降り続き、朝方も時折雨がぱらついていましたが、天気予報では間もなく雨も上がり、曇り空から青空ものぞくということでしたので、問い合わせをいただいた方々には「予定どおり境内清掃作務とブルーベリー狩りを行います」とお伝えしました。

すばらしい予報の的中でした。9時頃には雨もすっかり上がり、曇り空からやがて青空が広がって陽が射してきました。作務は三師塔前と境内路と駐車場の草取り、境内のアジサイや雑草の刈り取り撤去、墓苑両サイドの雑草撤去。9時半頃から11時過ぎまでみんなで汗を流しました。伐採した樹木と刈った草は70リットルの袋で22袋、寂静庵の前はゴミ袋でいっぱいになってしまいました。

11時半からはお待ちかねのブルーベリー狩りです。当山からブルーベリー畑までは徒歩2分。ブルーベリーを栽培され企画にご協力いただく櫻井さんも、朝から「今日はどうされますか・・・」と気にかけておられましたが楽しいひと時を持つことができました。

畑の入り口で手を消毒し、櫻井さんにワンコインをお渡ししてブルーベリー収穫のパックをいただくと、たわわに実ったブルーベリーは目の前です。櫻井さんからは「二種類のブルーベリーを楽しむことができます。たくさん食べて美味しいブルーベリーをパックいっぱい詰めてください」というアドバイス。

参加者はパック片手にまずは味見。皆さん笑顔でしっかりいただきながら味の選定です。ひととおり味見した後はこぼれんばかりにパックに詰めていました。今年は日照時間が少なかったにもかかわらず、とても美味しいブルーベリーが収穫できました。

その後、当山にもどり本堂前で落合さん手作りのスイカをみんなでいただき談笑。しかし、スイカを頬張っているうちに空模様が怪しくなってきました。曇り空がさらに暗くなるとポツリポツリと小雨が降ってきたのです。皆さん「今日は何という絶妙な天気でしょう」と驚いていましたが、天候のあやに感謝して散会となりました。

例年7月最後の日曜日は「わらべ会 夏のつどい」を開催していましたが、今年はコロナ禍のために残念ながら中止となりました。来年はコロナ禍が収束して子どもたちの笑い声がこだまするわらべ会が開かれることを祈っています。

相武山 山主

2020年07月29日

蝉の初鳴き

6月11日に梅雨入りした横浜では40日以上も長雨が続いています。九州地方ほどのひどい豪雨災害となっていないのは幸いですが、梅雨入り以来ほとんどお日さまを見ないこともあり、梅雨空を見上げてついつい「早く梅雨が明けないかな~」と愚痴も出てきます。

そんな22日、夏の風物詩である蝉の初鳴きを聞きました。「まだ梅雨も明けていないのに・・・」と思いながら、「蝉には蝉の都合があるんだろうな・・・」などと勝手にうなずいていました。もちろんあの猛暑をあおるような喧しい鳴き声ではなく、数も少ないのかか細い鳴き声です。

自然界の営みは元来人智を越えているものですが、それでも人類の叡智の積み重ねによって知り得た理(ことわり)もたくさんあります。したがって、想像とはちがう営みにふれると「なぜ・・・」と思うことが少なくありません。それは四季折々の草花や木花の開花、虫や鳥などの動きについて、「例年ならこうだよな~」という勝手な先入観があるからでしょう。よく考えてみれば自然の営みは毎年まったく同じということは無く、その年その年で微妙に異なりがあるものです。

梅雨の長雨のなかで蝉の初鳴きを耳にして、ふと「なぜ今・・・」と思ったのも、梅雨が明けた夏らしい暑さのなかで蝉は鳴いているというイメージが先行していたためかもしれません。何ごとも思い込みと一方的な断定には注意が必要のようです。

蝉の初鳴きに少し遅れて24日の夜にはささやかに虫が鳴き始めました。これまた「もう虫の音が・・・」という感じですが、私たちのコロナ禍の不安と混乱の世相にはお構いなく、虫たちには虫たちの理(ことわり)にしたがった自然の営みがあるようです。大乗仏教では森羅三千のすべての営みを妙法の理(ことわり)として尊重し、自らの人生に活かすことを教えています。

相武山 山主

2020年07月26日

うぐいすが鳴きホタルが飛んでいます

当山南西の田んぼでは、米作を専らにする地域からすると少々遅めに、先月中頃田起こしがあり、しばらくして水が引かれ、一週間ほど前に田植えがありました。苗が水田に並べられているすがたは、ささやかな日本の原風景といったところでしょうか。
その田んぼの用水路の周辺に今年もホタルが飛び始めました。養殖され飼育されたホタルではなく自然のホタルですから、数も少なくか細い飛び方ですが、この時季の下川井町の楽しみの一つです。

当山の在る川井地区は名前の通り、横浜の北西部から市内を潤す帷子川(かたびらがわ)の源流域になります。水の良い地域として知られ、大都市には珍しく名水といわれる井戸もすぐ近くにあります。水のきれいな地域であるからこそ、ホタルの生息も可能なのでしょう。そういえば、当山の開発の折にも地元の方からホタルに影響がでない土木作業を求められました。地域の方が「大事にしよう」という思いがあって、環境が守られていることがよくわかります。ここにも守ろうとする意志の有る人によって守られている事実があります。

仏の道も同様であろうと思います。何ごとにおいても護ったり伝えたりということは容易なことではありません。仏の道や信仰が本当に大切だと思う方の真剣な努力によって、ときには命をかけるような熱い思いによって、今日まで仏道や信仰は護り伝えられてきたのです。
広くいえば「歴史や文化、伝統や習俗なども」その価値に気がついた方によって護られているといっても過言ではないでしょう。しかし、自らの生活にその利害が直結するわけではありませんから、価値に気づく人は多くても、その価値を護るために努力し、伝えるために汗を流す人は少ないものです。大事だとか大切だということはわかっても、そのために心も時間も経費も費やす人は少ないということです。自然の豊かなこの地域に存在する当山は、これからもできる限り環境の維持に努めてゆきたいと考えています。ホタルの乱舞とともに山道にはホタルブクロがそこかしこに咲き始め可愛いすがたをみせています。

今月に入ってからはうぐいすも鳴き始めました。去年に比べれば少し時季が遅くなっていますが、ホーホケキョ、ホーホケキョとの鳴き声が時折森をわたっています。これからしばらくは参詣者を楽しませてくれることでしょう。
また、ツバメも雛がかえりました。ドライエリアのツバメの巣は残念ながら落下したものの、中庭の垂木をうまく利用したつがいは、無事に卵を産み、温めてふ化することに成功しました。4羽か5羽がふ化したようです。今はせっせと親ツバメがエサ運んでいます。次回には可愛い画像を提供いたします。

相武山 山主

 

2013年06月14日

ツバメが巣をつくっています

自然の豊かな当山周辺では四季の移ろいに合わせて野鳥が元気いっぱいに飛び交っています。野鳥の動きは春の訪れから活発になるのはご承知のとおり。朝からかまびすしい鳴き声が聞こえてきたと思えば、雀の群れが木々を渡って行きます。もちろん地中から這い出てきた虫や、新芽を楽しむ虫たちも野鳥の格好のターゲットとなっています。ゆったりと呼吸を調えて周囲を見回していると、自然の奥深いサイクルを感じることができます。都市化が進む現代、止むを得ず無機質な環境に身を置かれている方々にも、できるだけ自然に触れることの大切さを知って頂けたらありがたいと思います。私たち人間も動物であり自然界の一員なのですから。

昨年も一昨年も4月中頃になると、市民の森からうぐいすの声が聞こえてきました。夏ぐらいまでホーホケキョ、ホーホケキョと澄んだきれいな音色を楽しめ、自然を護り大切にしようと願う方々へのご褒美かなと思っていましたが、今年は少し声を聞くのが遅いようです。それでも間もなく聞こえてくるのではないでしょうか。今から楽しみです。
ツバメの姿は例年よく見かけますが、今年は先週から当山に巣作りをはじめました。「こんなところに土と枯葉が落ちているはおかしいな」と思って見上げてみると、2羽の燕尾服(えんびふく)を着たツバメがせっせと巣作りに励んでいました。ツバメの生態をよく知らない私からすると、「それで大丈夫なの」と心配してしまうような、たよりない巣にみえますが、どうやら大きなお世話のようです。間もなく新しいメンバーが加わったツバメの家族の姿が見られることでしょう。
甲斐犬のリョウマを連れて朝夕散歩をしていると、野草というか野の花というのか、四季折々にさまざまな草花に出合います。しかし、そちらの知識に乏しい蛮僧には、はっきり名前が良くわかりません。インターネットなどで調べようとも思っているのですが、写真に撮ってその一覧をアップし、知識の有る方に教えて頂こうとも考えています。その節にはよろしくお願いいたします。

さて、12日の日曜日は午前11時から今年5回目の「日曜法話会」でした。テーマは「仏の道に向き合う」ー 最澄の願文 ーでした。仏道が発心(ほっしん)から発願(ほつがん)を大切にしていることを共に考えようという趣旨でしたが、3月にこのテーマを設けてもう3ヶ月目に入ります。今月はようやく伝教大師(でんぎょうだいじ)最澄(さいちょう)の願文(がんもん)にふれることになりました。法話会の趣旨が「仏教に親しんで頂きたい」「わかりやすく仏教を学んで頂きたい」ということですので、ついつい話しが冗長になってしまいがちで失礼していますが、今回は伝教大師最澄二十歳の願文をご一緒に学びました。
法華経を仏教の根本思想とされた平安仏教を代表する名僧であり、日蓮聖人も帰依(きえ)された伝教大師最澄。その「人となり&志」を端的に顕す願文は、実に明快に仏道修行者としての心の有り様を示しています。ゆっくりと拝読するうちに、仏道の基本的在り方と伝教大師の仏道に向き合う真摯(しんし)な姿勢が伝わってまいります。願文の半分ほどのところで時間切れとなり、残り半分は来月学ぶことにいたしましたが、仏教にご縁の深い方々と伝教大師の御心にふれることができたことは有りがたい限りです。

今月の日曜法話会も初めての聴聞者をふくめて約40人ほどのご参加を頂きました。法話会は積極的なピーアールをしているわけではありませんから、これからも急激に盛んになることはないでしょう。また、即効性をうたう現世利益のまやかしとも一線を画し、地道に仏道の教えを学びあう法話会ですので、開催の趣旨をしっかりと意識しながら「仏道の豊かさ」をお伝えしてまいりたいと思っています。

法話会に引き続いて午後1時からは、宗祖の伊豆御流罪法難会(いずごるざいほうなんえ)を執り行い、参詣の檀信徒の皆さんとご一緒に宗祖への報恩(ほうおん)感謝を申し上げました。午前中からのご参加の方々は各自持参の昼食をとられての法会(ほうえ)参詣。まさに仏道修行の一日でした。
学んでも、遊んでも、仕事をしても、家事をしても、横になって休んでいても一日は一日ということになります。私たちはそれぞれの状況に合わせてバランスをとり、自らの大切だと思うことに時間を使っています。同じ一日ですが参詣された皆さんが積まれた功徳はきっと仏祖三宝尊(ぶっそさんぽうそん)の御照覧(ごしょうらん)にあずかることと存じます。
来月の日曜法話会は6月23日(日)午前11時からの開催。皆さまのご参加をお待ち申し上げております。

相武山 山主

2013年05月15日

作務(さむ)に汗をながしました

ゴールデンウイーク後半の5月3日と4日の両日、檀信徒の皆さんと一緒に境内緑樹の剪定(せんてい)と草取りを行いました。3日には専門職の川脇さんを先頭に、久保さん、金澤さん母子、そして西村さんにご協力を頂き、私と興厳房もふくめて総勢7名での作業でした。剪定もけっこう時間と手間がかかりますが、切り落とした枝葉も勝手には燃やすことができなくなりましたから、ある程度調えてゴミとして出さなければなりません。剪定よりも枝葉の処理の方に手間がかかりました。

1日目は墓苑周囲のレッドロビンの剪定と整理で2時間の作業でした。すっかり大きくなったレッドロビンの高さをカットし、横に自由に伸びていた枝をはらい、すっきりとした植栽となりましたが、ちょっと切過ぎかなとも感じました。それでも梅雨を迎え夏の日射しをうける頃にはまた枝を伸ばしていることでしょう。

作業を終えて本堂の向拝(ごはい)と回廊(かいろう)に座れば、清々(すがすが)しい初夏の風が皆さんの汗をひかせてゆきます。お寺からは軽い食事を用意させて頂きました。信仰の基盤である自分の菩提寺(ぼだいじ)境内(けいだい)を浄めて、皆さん気持ちの良い風情で、甲斐犬の「リョウマ」をまじえてしばしの軽食と歓談を楽しみました。
「今日は人数が少なかったけど明日は大丈夫かな・・・」と明日の作業の心配をされる方もおられましたが、「ゴールデンウイークのお休みだから、みなさんそれぞれに予定があるのでしょう。いつものように、気持ちの有る人が無理のないかたちで参加するのが良いのではないでしょうか。明日は都合のつく方がきっとお出でになりますよ」とお答えしました。
みなさん「そうですよね~」といって午後1時には帰路につかれました。

前日におとらぬ心地好い五月晴れとなった4日は、駐車場境のレッドロビンの剪定と整理、そして墓苑周囲の草取り作業でした。連日作業の中心となった川脇さん、そして南雲さん、落合さん夫妻、吉次さん夫妻、芦川さん夫妻と卓君、中澤さんと俊彦さん、佐々木さん、連日となる金澤さんと西村さん、私と興厳房をいれて16名の陣容で作業開始です。墓苑周囲のレッドロビンよりも太くて堅い幹に多少苦労しながら、皆んなで気持ちの良い汗をかきました。駐車場の採石を割って伸び始めていた雑草もほとんど抜きましたから、しばらくは大丈夫でしょうか。


駐車場の作業を終えると墓苑北側の側道の草取りに移り、下って雑木林の清掃となりました。皆さんカマを手にせっせと雑草をとっていましたが、ときに春の花やツル花と出会い躊躇していました。川脇さんは伸びてサクラとバッティングしているクヌギの枝をおろして、風の通り道をつくってくれました。

あっという間にお昼を迎え、皆さんには額からの汗を流し手を洗って、昨日同様、本堂の向拝(ごはい)と回廊(かいろう)に上がって頂きました。お寺で用意した心ばかりの軽食を召し上がって頂きましたが、久しぶりに顔を合わせた方も居られるようで、楽しい話しに声が弾んでいました。
皆さん両日共にありがとうございました。天候にも恵まれ気持ちの良い作務(さむ)を行うことができました。(作務とはお寺の中のさまざまな作業を行うことです)お陰様で境内もさっぱりして参詣の方々や訪ねられる方々にも喜んでいただけそうです。次の日曜日は12日。午前11時からの日曜法話会のテーマは「伝教大師最澄の願文」です。その後、午後1時から宗祖日蓮大聖人の「伊豆御流罪法難会」を執り行います。心を耕し信仰を深める好機として皆さまの聴聞と参詣をお待ちしています。

相武山 山主

2013年05月07日

かえるが鳴き始めました

当山周辺では1週間ほど前からカエルが鳴き始めました。はじめは本当にカエルの鳴き声かなと思うほどか細いものでしたが、しだいに元気な鳴き声になってきました。例年当山西側の田んぼに水が入り田植えが始まるとカエルの合唱が聞こえてくるのですが、今年は少し時期が早いように思えます。
墓苑の周囲にまで小さなカエルが出没しています。カエルは田んぼや畦(あぜ)、水路の土羽(どは)の土に潜(もぐ)って越冬(えっとう)し、春先、田に水が張られ、代(しろ)かきが行われる頃に出て来きます。カエルの種類についてはあまり良くわかりませんが、見かけるのはアマガエル、アオガエル、ツチガエル、トノサマガエル、そしてガマガエルといったところでしょうか。

カエルに負けず木々の芽吹きも新緑の季節の到来を知らせています。新緑といっても樹木の種類によってその色は異なり、皆同じではありません。じっくり見てみるといろいろな緑があることに気がつきます。そして若葉の芽吹き方も一様ではありませんから、自然の営みが人智をはるかに越えたもので、宇宙の運行と密接に関わりながら、あらゆる存在と深く連関しながら生きていることがわかります。しかし、コンクリートに囲まれ無機質な生活に慣れてしまうと、その不思議でおもしろい世界が見えなくなってしまうのは残念なことです。

ところで、14日の日曜日の朝、法話会の前に港北区の川脇さんが朝取りのタケノコを持参されましたので、早速御宝前にお供えさせて頂きました。川脇さんにはいつも植栽の管理など境内整備でお世話になっていますが、ご信心と奥様への追善を大切にしておられる川脇さん。その志から旬の初物を仏さまにお供えになられたものです。御本尊様もきっと笑顔でご覧になられたことでしょう。

法話会と言えば昨日、「今年も日曜法話会を開いていますか?」「今月の法話会はいつですか?」と、わざわざ訪ねてこられた方がいました。昨年2回か3回法話会に足を運ばれていた方です。今月は14日に開催し、来月は12日開催しますとお伝えすると、「また聞かせて頂きます」といってお帰りになりました。去る14日の法話会では「世相」のコメントが長くなってしまい、テーマの伝教大師最澄の「願文」を説明することができませんでした。来月の法話会では参加者の皆さんとじっくり学びたいと思っています。

また、来週の28日(日)には午前11時から、宗祖「立教開宗」のご報恩を申し上げ、当山所蔵曼荼羅御本尊の御蟲払(おむしばらい)法要を執り行います。法華信仰をなによりも大切に思い、その護持と伝承に心血を注がれた先達の志を共々に拝したいと存じます。ゴールデンウィークのはじめですが、より多くの方々のご参詣をお待ちしています。

相武山 山主

 

2013年04月19日

芽吹きのとき

冬の間葉を落としていた落葉樹が一斉に芽吹き始めました。やわらかな新緑はいのちの営みの証のように、活き活きとした生命力を感じさせます。元気の良いタンポポや春の野草からは、大地の躍動が私たちまで伝わって来るような気がします。

あちこちでピカピカの一年生(チョット古いですか)の姿を目にして、思わず笑みがこぼれてしまうのは私ばかりではないでしょう。頼りない歩き方から好奇心旺盛に道草を楽しむ姿、子ども同士でじゃれ合っての下校風景など、本当に可愛いな~と思います。親御さんと一緒に、事故のないよう心身共に成長してほしいと祈らずにはおられません。それぞれの一年生にエールを送りたい気持ちになる春です。

新年度を迎え、当山でも心新たに「宅御講(各家庭で仏法を学ぶ集い)」を有縁の方々と一緒に立ち上げて行きたいと検討しています。今までも随時各地の檀信徒宅において「宅御講」を開催してきましたが、これからはより多くの方々に仏縁を結んで頂き、少しでも仏の教えを学び伝える機会を設けたいと願ってのことです。
寺院では月例の行事や法会がさまざまに行われ、法話会などの企画もありますが、いろいろな事情でお寺に足を運ぶことが難しい方が居られるのも事実です。そこで、お寺の方から志のあるご家庭を訪ねて仏法を語る場を作って行きたいと考えています。
今までとは内容やかたちを変えて、参加人数の多少にかかわらず、仏道を永く伝えて行くための「現代に仏教を学び親しむ運動」を展開して行く礎にしたいと願っています。何ごとも努力なくして護り伝えられらるものはありません。仏道とて同様でありますから、仏道を大切に信仰される方々と手を携えて、少しでもその護持と伝承に努めて行きたいと存じます。来月から適宜開催してまいりますので、檀信徒の皆さまにご理解とご協力をお願いいたします。

来たる14日(日)の日曜法話会は3月に引き続いて「仏教は発願から」をテーマにお話をさせて頂きます。前回ご紹介した伝教大師最澄の「願文」を丁寧に拝読し、仏道修行者・仏法信仰者としての心得を共々に学びたいと思っています。さわやかな風が吹いて心地好い季節を迎えました。仏道の豊かな世界にふれてより良い人生の糧として頂ければ幸いです。

相武山 山主

2013年04月11日

一斉に咲きました

寒さから解き放たれたように3月半ばから暖かい日が続き、当山周辺の森はもちろん、本堂南面や墓所の雑木林の桜も花を咲かせて今が盛りといったところです。桜花爛漫を週明けぐらいまでは楽しむことができるでしょう。来週は春風に舞うことになると思いますが、風に舞い散るのもサクラの楽しみの一つで、蕾でよし、咲いてよし、舞ってよし、紅葉もよしで、我が国の風土にサクラはよく溶けこんでいます。そして、その豊かな風情に心を寄せる一人ひとりに、奥行きのある楽しみを与えてくれているように思います。
今年は梅やレンギョウ、コブシやモクレン、桜や桃が一斉にその花を咲かせました。気候の変動のためでしょうか。例年は時をおいて順々に開花し、広がる春を教えてくれますが、今年の開花はまるで北国のような一斉開花で少々驚いています。

また木々の芽吹きもはじまり若葉の季節がもうそこまで来ているようです。先週の日曜日には追分市民の森で「菜の花まつり」も開かれていました。市民の森には結構な人出で皆さん春を楽しんで居られるようでした。

当山では17日のお彼岸の入りとお中日の20日の両日に彼岸法要を執(と)り行いました。17日には恒例の日曜法話会も開催しましたのでかなりの忙しさのお彼岸となりましたが、信仰心やご先祖への報恩感謝の心も見失いがちな現代に、仏道修行の功徳をご先祖や有縁の精霊に御回向される皆さんの参詣を得て、一緒に心を込めて法会(ほうえ)を執り行うことができ有り難いことと思いました。

お彼岸はお中日の20日をはさんで7日間でしたが、この間本堂はもちろん家族連れで墓所に自由に参詣される方も多く、境内には一日中お線香の良い香りが漂っていました。何かと忙しく時間に追われる現代社会ですが、我が国の伝統・習俗の一つとなって、人間としての心を調える機会ともなっているお彼岸。両親や祖父母をはじめとするご先祖を敬い、あらゆる人々や自然の環境に支えられ、護られていることに感謝する仏道の法会(ほうえ)ではありますが、これからも同心の方々と声をかけあって、春を迎える意義ある光景として充実させ啓蒙して行きたいものです。

相武山 山主

2013年03月28日