相武山 妙法院のブログ

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相武山 妙法寺 ブログ

心とかたち

心とかたち

20日(日)今年最後の日曜法話会を開催しました。テーマは「心とかたち」サブタイトルに「なぜ合掌をするのか」と題してのお話です。
初めにいつもどおりに日曜法話会の趣旨を述べさせて頂き、共に仏教を学ぶ心構えを確認しました。つづく世相では今話題の「TPP」を取り上げ、お話しする私自身がよく分かるテーマではないのですが、マスコミ等の解説からその意味するところを略説しました。そこでは何事にも「正と負」プラスとマイナスが必ず在ることを心得えなければならぬこと。判断するときには必ずリスクがあることを承知しておくことの大切さをお伝えしました。

メインテーマの「心とかたち」では、心はかたちをとおして伝えられること、また心はかたちを調えることによって磨かれてゆくことをお話ししました。この心とかたちの関係は仏教にも通じるもので、仏様を礼拝するときにその御宝前を厳かにお飾りすることや、お灯明をつけ香をたき花を供えること、水を中心に供物を供えること等々もすべて仏の教えを尊み仏様を恭う心の現れであることをお伝えしました。
また仏前の作法でもある「合掌」は、インドやアジア諸国でのあいさつのかたちとして親しまれているが、そこには両手に浄・不浄、悟りと迷い、仏と凡夫等々の意義がこめられ、さまざまな心のうごきを一つにして、相手を尊敬するこころが現れていることを学びました。さらに仏前での合掌には仏様と仏様の教えを尊敬し、深く帰依する信仰の心が顕れていることをお伝えしました。

今年の日曜法話会は今回を以って終了いたしました。御聴聞頂いた方々に厚く御礼を申し上げます。
明年の法話会は下記の通りです。
平成24年度 日曜法話会 開催予定日 それぞれ午前11時から
1/22,2/19,3/25,4/29,5/20,6/24,
7/22,8/19,9/16,10/21,11/18,

相武山 山主

2011年11月28日

樹菜ちゃん初参り

樹菜ちゃん初参り

10月7日、3代にわたって法華の信仰を承け継ぐご夫婦に玉のような赤ちゃんが授かり、誕生間もない樹菜ちゃんが13日(日)、初めてご本尊様にお参りになりました。折からの法会に併せて、これからの健やかな成長を御祈念申し上げた次第です。

おじいちゃんとおばあちゃんになられた重吉さん御夫妻も満面の笑みでのご参詣でした。孫への思いはまた格別といわれ、可愛らしさは子供以上ともいわれます。そのとおりの表情でした。
それにしても、幼子が法華経と日蓮大聖人の御宝前に尊いご縁を結ばれることは無上の喜びです。山あり谷あり、浪ありなぎありの人生、何が起こるかわからない人生で、この赤子に御仏の導きの灯りがあることは実に心強いことだと思います。
宗祖は「苦楽思いあわせて南無妙法蓮華経」と仰せですが、たしかな仏縁を結ばれた樹菜ちゃんとご一家皆さまのご多幸を心よりお祈り申し上げます。

相武山 山主

2011年11月22日

健やかな成長を祈って

健やかな成長を祈って

秋天に恵まれさわやかな風が境内をわたるなか、12日(土)7歳のお祝いに花音(かのん)ちゃんがご家族とお参りになりました。お正月や折々にご両親に手を引かれてお参りされる花音ちゃん。今回も皆んなと一緒に法華経を読みお題目をお唱えしましたが、静かで落ち着きのある娘さんに成長されました。信心を大切に愛情深いご両親、優しいお姉さんお兄さんにも恵まれこれからの活躍も楽しみです。
ご本尊様を頭に頂き、お祝いの飴と御菓子の詰め合わせを手に、にっこりとした花音ちゃんでした。健やかな成長をお祈りしています。

すっきりとした秋晴れの13日(日)、5歳のお祝いに孝太君がご家族と二人のおじいちゃん二人のおばあちゃんと賑やかにお参りされました。孝太君のお陰で久しぶりに皆さまと一同にお会いでき嬉しく思いました。元気盛りの孝太君ですからせっかくの凛々しい着物姿も乱れ気味、それがまた嬉しい七五三のお祝でした。一緒にお参りにみえたお兄ちゃんもすっかり立派になっていました。
孝太君は信心深いお祖母ちゃんに導かれてご本尊様の前に慣れぬ正座。神妙な面持ちで手を合わせていました。これまでのご加護に感謝申し上げ、健やかな成長をお祈りいたしました。
七・五・三のお詣りは、むかしは病気や事故などで子供が健やかに育ちにくい時代に、無事に成長することを願って仏神への参詣を行ったことに由来します。現代では平和な環境や医術の発達によって、子供の成長への安全安心は比べようもありませんが、親の子を思う心が現れている伝統・文化だと思います。

相武山 山主

2011年11月20日

喜びのお参り

喜びのお参り

お会式が執り行われた翌日、お会式に参詣できなかった戸塚の小林さんがお孫さんに手を引かれ、中澤さんに案内されてお参りになった。お久しぶりである。芹が谷から戸塚に転居されて約2年、小林さんは91歳を迎えた。信仰心の篤い小林さんが身体の都合で妙法院にお参りできなくなって約三年ほどになる。昨秋の落慶式や今年のお正月にもお参りしようと試みて叶わなかったという。人生最後の力をふりしぼって今年のお会式はと決意していたが、天候と体調不良で叶わず一日遅れのお参りとなった。
初めての新寺院へのお参りに感無量の小林さん。本堂を見上げながら笑顔と涙でお顔はくしゃくしゃ。喜びが表情にあふれていた。

それもそのはず昭和56年の春、小林さんが妙法院にご縁を結ばれ、共々に日蓮大聖人の教えを学ぶようになってもう32年となる。この間妙法院もいろいろなことがあり、けっして平坦な道ではなかった。混乱したこともあり厳しい試練をうけることもあった。それをご存じの小林さん。ご自身の人生に置き換えられての心の動きではなかったかと拝する。
本堂で一緒に勤行唱題を申し上げ、これからの健やかなご生活を法華経の御宝前にご祈念申し上げた。その後、ロビーでお茶を頂き和やかな時間を過ごしました。またのお参りをお待ちしています。

相武山 山主

2011年11月17日

おごそかに奉修

おごそかに奉修

5日のお逮夜法要に引き続き、翌6日(日)午後2時から神奈川教区僧侶のご臨席を頂き、御正当法要を執り行いました。小雨が境内を浄めるなか有縁檀信徒が参集、献膳・読経・焼香と進められ、寿量品長行で馨(けい)が打たれ、申状並びに立正安国論をご奉読申し上げました。法会は引き続き読経・唱題と厳(おごそ)かに奉修され、末法(まっぽう)の御本仏日蓮大聖人様に御報恩のまことを捧げました。
その後、住職による「妙とは蘇生の義なり」と題しての法話。富士日興門流のお会式(おえしき)の意義について丁寧に説明を申し上げ、法華経はあらゆる人々を蘇(よみがえ)らせるところの妙法であることをのべました。
法話の後には新倉講頭より信心を磨き上げて行くこと、菩提寺を護ることの大切さをのべる挨拶がありました。お花くずしは唱題のなか講中世話人によって行われ、参詣者にお花と供物がふるまわれました。参詣者は大切なお会式に参詣できた喜びを互いに語り合って談笑していました。

相武山 山主

2011年11月15日

謹んでご奉読

謹んでご奉読

11月5日・6日の両日、平成23年度の日蓮大聖人お会式(おえしき)を奉修申し上げました。

相武山妙法院においては一年で最も重要な法要です。

5日(土)の朝、すでに浄められた本堂に、お会式を奉祝するさくらの花などで御宝前を荘厳申し上げ、 夕方6時から御逮夜法要(おたいやほうよう)を執り行いました。
法会(ほうえ)では例年通り信徒代表によって、御先師の申状(もうしじょう)が奉読(ほうどく)されました。
法華経方便品と寿量品の長行が読経された後、申状奉読は日有(にちう)上人を講頭の新倉昇三さん。日蓮大聖人を熊木真治さん。日興上人と日目上人を金沢区の吉次さん御夫妻。日道上人と日行上人を都筑区の福井さん御夫妻がご奉読。
それぞれ緊張した面持ちでしたが、一ケ月ほどの練習を重ねておられ、しっかりとした音調で力強く奉読されました。
深まる秋の夜に、申状奉読者はもちろんのこと、参詣者一同宗祖への御報恩の思いがしみいる御逮夜法要でした。

相武山 山主

2011年11月10日

お会式を迎えて

お会式を迎えて

来たる11月5日・6日の両日に執り行われるお会式(おえしき)を迎えるにあたって、10月30日(日)の午前10時から境内と堂宇の大掃除を行いました。約20名の方々が集まり、境内の草取り、窓ふき、本堂・客殿の清掃等々1時間半ほどで、それぞれ清々しく浄められました。
その後、残っていたお会式荘厳のお花をつくり、お会式の準備がほぼ調いました。5日の朝には御宝前の荘厳を行い、5日(土)18時からのお逮夜法要と、6日(日)14時からの御正当(ごしょうとう)法要を迎えるばかりです。
お忙しい中、準備にご協力頂いた方々に御礼を申し上げます。
年間行事で最も大切な法会(ほうえ)ですので、できるだけ大勢の方にご参詣頂きたいと願っております。
なお、体調や仕事の都合で参詣できない旨のご連絡も頂きました。参詣が叶わなくても各ご家庭でご本尊様にお供物をそなえ、心を同じくして報恩(ほうおん)感謝の誠を申し上げて頂きたいと存じます。
6日の空模様はあやしいようですが、人生同様、晴れあり、雨あり、曇りありです。好天がが良いことに異論はありませんが、環境にまどわされず信仰を磨いて行きたいものです。

相武山 山主

2011年11月04日