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相武山 妙法寺 ブログ

一花開いて春を知る

2月の日曜法話会は16日(日)、雨の中での開催でした。午後からは日蓮大聖人のご誕生会(たんじょうえ)のため、一般の方よりも信徒の方が多く参加聴聞されました。世相のテーマは「諸行は無常」ー新型コロナウイルスの感染流行ーでした。

中国湖北省から発生したといわれる新型コロナウイルスの感染流行がテーマ。始めに医療検索サイト「メディカルノート」から2月初旬の「概要、原因、症状、検査診断、治療」などのデータを紹介。専門的知識はまったくありませんが、まだまだその正体もつかめず、検査や治療にも苦慮している状態であることを解説。

その上で、「あらゆる事物事象は移り変わるもの、変化を受容しながら普遍の真理を知ることが大切」「人生、いつ、どこで、何が起こるかわからないという認識の重要」「課題には目を逸らすことなく前向きに取り組むことが大切」をお伝えしました。

ポイントとしては「一葉落ちて天下の秋を知る」「一花開いて春を知る」との言葉から、わずかな前兆を見てその後に起こる大事を察知することの大切さを述べ、中国武漢市でいち早く新型ウイルスの発生に気づき警鐘を鳴らしながら、警察による不当な扱いを受けた上に、2月7日、新型コロナウイルスの肺炎によって逝去した李文亮医師の病死について解説しました。

我が国の政府の対応や情報発信は乱暴で丁寧ではないとみえることから、法話会では新型コロナウイルス感染流行の動向全般についてつたない所見を述べ、本当に国民の安全と安心が護られる態勢をとってほしいと望みました。

世相が長くなってしまいましたが、その後、昨秋から積み残しの「鎌倉仏教、日蓮と法華宗(3)」についても、そのポイントをお伝えしました。しかし、駆け足でしたので来月15日の法話会で再度丁寧に学び直したいと思います。

相武山 山主

 

2020年02月29日