相武山 妙法院のブログです。
令和2年が静かに幕を開けた元朝、当山では午前0時より厳かに元朝勤行会を奉修。勤行会では参詣の檀信徒の皆さまとともに勤行・唱題。仏祖三宝尊の御宝前に御報恩と初春の誓願を申し上げ、清々しく一年のスタートをきりました。
元朝の勤行会では五座のお勤めをしますので、法華経要品読誦と唱題の時間は約50分ほどかかります。それを承知で毎年参詣されるご信心の篤い方、一年に一度という気合いで参詣される方、まさに各人各様ですが、お勤めに続いて「重須殿女房御返事」を拝読して新年のご挨拶を申し上げました。その後、薬酒のお屠蘇を差し上げてあいさつを交わすともう午前1時は過ぎていました。
初春の日の出を迎える元朝に『まずは菩提寺に参詣』と志を立てられた方々、参詣されるその姿からは『新たな年も法華経と日蓮大聖人への信仰を基に』との純粋な信仰の思いが伝わってまいります。参詣の皆さまの信行は仏天の照覧にあずかり、令和2年もたしかなご加護を賜ることでしょう。
相武山 山主
2020年01月27日