相武山 妙法院のブログです。
10月22日(日)夕方頃から関東にも超大型台風21号の影響が出始め、23日早朝には静岡県御前崎に上陸し朝のうちに神奈川県を通過していきました。全国で被害が出た模様ですから心配しましたが、幸いにも前日から警戒していたので当山に直接の被害はありませんでした。それでも風雨が強い台風の上陸が報じられると興厳房と本堂南側と正面南側の畳を上げることが通例となっています。今回も夕方の勤行をつとめた後に畳を上げましたが、雨の差し込みはなく無事に朝のお勤めをすることができました。
台風が過ぎ去ると秋の青空が広がり気持ちも晴れ晴れとなりました。今年の10月は曇天が多かった気がしますので、ことのほか青空を有り難く感じました。大過なく大型の台風をやり過ごしましたら、29日(日)もまた台風の接近でバタバタしました。大自然から豊かな恩恵を享受する私たちは、また自然の厳しさも受け止めなければならないようです。あらゆるものすべてに「プラスとマイナスがある」ことを改めて知る思いです。
相武山 山主
2017年10月31日