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相武山 妙法寺 ブログ

1月の日曜法話会は27日

昨年に引き続いて、今年も1月から11月まで毎月日曜法話会を開催します。予定はこのホームページの「行事案内」&「お知らせ」でお知らせしています。また、タウンページの旭区版にも掲載させて頂きましたし、有縁檀信徒の皆さんには行事予定案内等で通知済でしたが、一般参加者の皆さんには通知が不徹底で失礼をいたしました。

20日の日曜日11時前、旭区白根町から法話会を楽しみにしているご婦人がお出でになりました。タウンページの旭区版はご覧になっていたそうですが、開催予定日を確認せずにお出でになったということでした。昨年の初夏から法話会に参加しておられる方で、すっかり20日に開催と思い込んでいたということでした。これからは適切なお知らせに注意しなければと反省しています。
タウンページをご覧になった2名の方からお電話を頂きました。バス停と当山への案内の確認でした。一人でも多くの方に仏教に親しんで頂きたいとの思いで開催している法話会ですので、より大勢の方の参加ご聴聞をお待ちしています。

27日の法話会のテーマは「釈尊について」を予定しています。仏教を開かれた釈尊のすがたとその覚られた内容を参加者と一緒に学びたいと考えています。世相は犠牲となられた方々のご冥福をお祈り申し上げ、「アルジェリアのテロ事件」について意見を述べさせて頂きたいと思っています。
今年も一年、仏道への志を共有する方々並びに仏縁を感じて頂く方々とご一緒に、仏教を正面から学んでゆきたいと願っています。

相武山 山主

2013年01月24日

初雪です

早朝からの雨が午前9時頃からみぞれになり、さらに雪に変わりました。横浜ではこの冬初の降雪となり、午後1時現在かなりの降り方となっています。遮蔽物のない当山境内では約15センチくらいの積雪でしょうか。このまま降り積もるときっと明日の交通機関に支障がでることでしょう。正月明けに雪国の先輩や友人との電話で、「年末・年始は雪が多く寒さも厳しくて大変だった」と聞いていた矢先でしたから、横なぐりの吹雪を見ていても彼の地に思いを馳せて、「雪国はこんなもんじゃないだろうな」とそのご苦労を想像しています。

横浜でも北西部にあたる当山周辺では、一冬に3回から5回くらい降雪がありますが、およそは関東地方らしく雪や雨が少なく晴天が続き、乾燥が気にはなるものの、日だまりでは暖かく過ごすことができます。
このような恵まれた気候の関東では、ひとたび降雪となると交通が麻痺(まひ)したり、さまざまな事故や障害が起こります。恵まれた環境に置かれていると、厳しい環境で生活している方からすれば、「こんなことで・・・」と思われるようなことで困窮(こんきゅう)してしまうのですから、まさに「禍福(かふく)はあざなえる縄のごとし」で、人生良くできているものだと思います。私たちは恵まれていることの中に課題が込められており、恵まれていないことの中に優れた贈り物があることを知らねばならないと思います。

今日は成人式。青年が大人としての自覚をもち、社会もそれを認知して祝福する祝日で、新たに大人の仲間入りをした青年の皆さんには、人生における一つの大事な節目となる日です。すっきりとした青空の成人式も記憶に残るでしょうが、雪や雨に難儀した成人式もきっと記憶に残ることでしょう。成人式を迎えた皆さんの前途を祝福します。

 

 

初御講

昨日は一月度の宗祖日蓮大聖人御報恩講(ごほうおんこう)でした。一月の御講は新年初の御講ですので初御講(はつおこう)と呼ばれています。毎月13日の宗祖の御命日忌は門下僧俗にとって信仰を確認する大切な日となっており、ご信心篤い檀信徒の皆さんは一年を通して菩提寺(ぼだいじ)への参詣を心がけておられます。
今日とちがって昨日は青空が広がり、風もあまり強くなくて温かく気持ちの良い初御講でした。お正月の初参り、7日のお経日の参詣と、新年になってからもう三度目の参詣(さんけい)という志の髙い方々を中心に、僧俗一同心を込めて献膳・読経・唱題と宗祖へのご報恩を申し上げました。

法話はお正月拝読の「重須殿(おもんすどの)女房御返事」について。この御書(ごしょ)は宗祖御入滅の前年(弘安4年・西紀1281年)正月のお手紙で、宗祖の教えのエッセンスが込められている御書です。女性信徒へのお手紙ですから、わかりやすく法華経の教えが述べられ、熟読すれば宗祖の教えの要(かなめ)が理解できるのではないかと思います。
御書が難解なことは申すまでもありませんが、「読書百編 意 自ずから通ず」という言葉がありますように、私たちは宗祖ご自身から教えを賜っていると考えて、幾たびも幾たびも繰り返し拝読し、仏道の大要を学び信行を深めて行く事が大切だと思います。
御返事の前半部分を丁寧にお話申し上げた上で、仏法は黙っていても誰かが護り、誰かが弘めてくださるものではありませんから、宗祖の門弟として仏縁を尊ぶ一人ひとりが、護り手、伝道者として精進することが肝要であることを申し上げました。
今年も一年、僧俗相和して月例御講の奉修と参詣を基本に信心を磨いてまいりたいと存じます。

相武山 山主

2013年01月14日

あけましておめでとうございます

平成25年癸巳(みずのとみ)新年あけましておめでとうございます。
1日の元朝、午前0時からは元朝勤行会(がんちょうごんぎょうえ)を心新たに執り行い、ご信心篤い方々とご一緒に、仏祖(ぶっそ)三宝尊(さんぽうそん)に初春の祈りをささげ仏道精進の誓願(せいがん)を申し上げました。
また1日から3日まで初勤行会(はつごんぎょうえ)を執り行い、ご家族で参詣になった檀信徒の皆さまと共々に、法華経読誦・唱題を申し上げ、無事に新年のスタートを切ることができました。

元朝・初の勤行会では恒例の「重須殿女房御返事」(おもんすどのにょうぼうごへんじ)を拝読。仏法の根本である法華経を信受する私たちは、正月の御宝前に法華経を読誦申し上げて新春を祝い、一年の誓いを立てて新年に望むように、物事の源や根本を常に大切にして、何事も枝葉末節にとらわれることなく、感情に振り回されることなく、根幹を大事にして大道を歩むような人生を心がけたいとお話を申し上げました。
また、仏道の信仰者としては「苦楽共に思いあわせて南無妙法蓮華経」との宗祖のお言葉を信受して、人生に起こるすべての出来事に意味があることを理解し、「真摯(しんし)な人生に無駄なし」と、腹の据わった思いが大切であることをお伝えしました。

挨拶の後、参詣の皆さまに新年の健康を祈ってお作りした特製のお屠蘇を差し上げ、一人ひとりの方々と賀詞(がし)を交換させて頂きました。勤行会の時間以外にも有縁の方々が、思い思いに本堂や三師塔、墓所に参詣しておられ、ゆったりとした静かな当山のお正月風景でした。

今年も有縁無縁の一切の皆様に幸多からんことをお祈り申し上げます。

相武山 山主

2013年01月09日