相武山 妙法院のブログ

相武山 妙法院のブログです。

相武山 妙法院

  • HOME
  • 相武山 妙法院
  • お知らせ&行事案内
  • 道の心得
  • 法話会
  • 墓苑・永代供養墓
  • 自然に親しむ
  • 交通のご案内
  • ブログ
  • サイトマップ

045-442-7688

  • ご相談について

〒241-0806 横浜市旭区下川井町1590-1

相武山 妙法寺 ブログ

7月の盂蘭盆法要

多くの地域では8月に盂蘭盆の法要を執り行うことが多いようですが、東京や横浜、静岡や金沢などの一部地域では新暦の7月15日を中心に盂蘭盆法要を執り行います。当山では7月と8月の両月に法要を執り行い、檀信徒各位の希望に任せてご参詣いただいています。

コロナ禍の落ち着かない中、7月のお盆でご先祖や有縁精霊への追善供養を希望される方には、13日の日蓮大聖人御報恩講と15日の盂蘭盆法要への参詣をご案内いたしました。

13日の宗祖御報恩講では如法に献膳、読経、唱題と御報恩申し上げ、その後、法華取要抄を拝読して法話。法華取要抄の梗概を説明して拝読御書について解説をいたしました。

15日の盂蘭盆法要ではまだまだ外出自粛中の方も多く参詣者はわずかでしたが、願い出のあったご先祖有縁精霊の塔婆を建立し、懇ろに御回向を申し上げ、盂蘭盆のいわれと法華信仰の有り様について法話を申し上げました。

当山では7月から通常の法要・行事を再開しましたが、密閉、密集、密接の三密とならぬよう十分に注意し、できる限りの感染症予防を講じて執り行っています。しかし、感染も再び増幅しているようですから参詣は無理をなさらぬようにお願いいたします。お盆などの追善供養の希望は郵便などでも可能ですのでお問い合わせください。

相武山 山主

 

2020年07月22日

生活環境を知識して十分な備えを

今年も大きな豪雨災害が発生しました。7月3日夜から九州に線状降水帯ができて局地的に猛烈な雨が降り、熊本県の球磨川が氾濫、熊本県南部を中心に大きな被害が出ました。4日から7日にかけても鹿児島県、福岡県、佐賀県、長崎県などで多くの河川が氾濫し、広範囲に浸水・冠水、土砂災害などが発生。7月16日時点で死者76人、心肺停止1人、行方不明者8人という甚大な災害です。気象庁はこの豪雨を「令和2年7月豪雨」と名づけました。

2年前の7月、西日本豪雨と呼ばれる平成最悪の水害が発生したことは記憶に新しいものがあります。昨年も夏から秋にかけて日本各地で豪雨災害が発生しました。また、東京湾にそそぐ多摩川、荒川、江戸川の河口域や湾岸地域での大規模水害も想定され注意が喚起されました。

近年、毎年のように発生する豪雨災害。異常気象といわれるのは我が国ばかりではありませんが、いずれも地球温暖化と無縁とは思えません。「私たち人類のさまざまな活動が地球に負荷をかけ、自然の営みに影響を与えているのではないか」という懸念は、かなり前から識者によって指摘されていました。その指摘どおりかもしれませんし、そのような人類の動きのすべてを飲み込んだ上で、地球や宇宙の営みがはかられているのかもしれません。浅学非才の身にはいずれであるかはわかりませんが、貴重な生命が失われたり脅かされることは残念でなりません。

我が国では豪雨災害や土砂崩れなどの災害発生危険地域に居住する人はおよそ3500万人に及ぶといわれています。急峻な国土に生を享けた私たち国民の約35%が何らかの自然災害の対象地で生活しているということになります。

最近、豪雨水害や地震など自然災害が報じられる時には、ハザードマップ(危険と思われる箇所や災害時の避難場所などを地図にまとめたもの)の重要性も同時に語られるようになりました。自分たちがどのような環境で生活しているのかを知ることは危険を避けるために大切なことです。現代は古代からの積み重ねによる科学的知識も向上し、昔はよくわからなかったことも次第にわかるようになりました。
ハザードマップで地勢をしっかり理解しておけば、災害の想定やその対応策も講じることができます。我が身を護り大切な家族の命を守るためにも、自らの生活環境をよく知識して十分な備えをしなければなりません。

ときに洪水となって流域の生活者を困らせる河川ですが、人類の歴史をたどれば河川の恵みをうけて文化文明が発展してきたことは事実。何ごとにもプラスがあればマイナスが寄り添うように、河川は私たちに大きな恵みを与えるとともに被害もあたえてきました。しかし、河川によこしまな意志などはありません。自然の摂理にしたがって己の営みを果たしているに過ぎないのです。

豪雨災害は人命をも奪い生活にも大打撃を与える恐怖そのものですから、私たちは一人ひとりが現代の降雨と河川の有り様をよくよく知識して、自ら安全と安心をはからなければならないと思います。
犠牲となられた方々のご冥福を祈り、被災された方々のすみやかな復旧復興をお祈りいたします。

相武山 山主

 

2020年07月21日

雨天に駐車場の整備

妙法院ホームページのブログは相武山妙法院の近況などを檀信徒や有縁の皆さまに伝えることを目的に拙文を綴っています。ネットを利用できる方は直接ご覧いただけますが、ネットを利用できない方々には「相武山だより」に転載して提供しています。
相武山だよりでは高齢となられたり体調不良などで妙法院に参詣できない方々に、菩提寺の日頃の様子をお伝えしたり、世相への私の所感などをお伝えしています。また、記録的な意味合いも含んだものとなっていることをご了承ください。

【雨中に駐車場を整備】
当山の北東側には参詣者のための駐車場が整備されています。この駐車場は参詣者の少ないときにはゆったりしているものの、約130坪ほどしかないので法要・行事の時には手狭となってしまいます。

駐車場には隣地境に目隠しのために植えたレッドロビンが春には枝葉を大きく広げます。また、初夏から秋までは生命力にあふれた雑草がグングンと伸びてきます。さらに駐車場の両側に残されたケヤキも枝葉を豊かに茂らせますから、それらの整備にはかなりの手間がかかります。当山作務の協力を願う一環であるゆえんです。

駐車場の北側にはケヤキと柿の木、そして大きな柏の木があります。ケヤキの木のそばには東京電力の電柱もありますので、数年前までは時々ケヤキの枝木を東京電力がはらってくれていましたが、そのサービスはなくなったようです。このところかなり枝葉が生い茂って見苦しいなと思っていましたが、近隣の方から「電線にもかかっていて危険ですし、Wi-Fiにも影響があるようです・・・」と苦情が寄せられました。

地域の方に伐採と運び出しをお願いしましたら、去る6月30、雨天にもかかわらず作業を実施してくださいました。ケヤキの高さは2階の上までありましたから8メートルくらいはあったでしょうか。樹齢も6~70年ほどはたっていたようです。はじめにユニックに乗って枝葉をはらい、枝葉を収集車で処理をしながら、最後は上の方から幹を裁断していました。
次いで5メートルほどの柿の木を素早く伐採撤去。さらに南側の枯れているケヤキも伐採して作業は終了。雨の中でしたが2時間半ほどの手際のよい作業でした。
駐車場もすっきりしましたし、近隣の方々へのご迷惑も解放することができてほっとしました。

当山の景観は自然の豊かな恵みにあずかっていますが、何事もプラスがあればマイナスがあるとおり、自然の恵みには管理の適切さも求められているようです。これからも恵みを頂くばかりでなく、有志の方々の応援を頂きながら適切な環境整備に努めたいと思っています。

相武山 山主

2020年07月20日

トウモロコシの収穫

当山の北側にはかなり広い農地がひろがっています。今はトウモロコシが収穫期を迎えていますが、四季折々にキャベツやブロッコリー、サトイモやカボチャ、ネギやダイコン、にんじんや菜の花など、各種野菜の栽培が行われています。
この地域の農道はリョーマとタローと私の散歩コースですから、いつも畑の土づくりから収穫までのすがたを間近に見ています。何ごとにも興味津々なので畑の状況視察(?)も散歩の楽しみの一つです。

当然のことながら畑は栽培のサイクルを考えて管理されています。野菜の種まき、植え付けの前には、入念な土づくりが行われ肥料が施されます。肥料よりも土づくりといわれますからこの過程が大切なのでしょう。土の用意ができたところで品種によっては畝立てがなされ、植え付け、種まきとなりますが、防菌や防虫、防草などの対策も疎かにはできません。現代のことですから農作業は当然機械化されていますが、それでも手作業が少ないわけではなく、時折作業に出会うと気軽にあいさつを交わしながらも『たいへんなお仕事だな~・・・』と思っています。

苗の一日一日の成長はわずかなものですが、毎日毎日見ているとそのわずかな成長にも気がつくようになります。一昨日より昨日、昨日より今日と天地自然の恵みをうけ、農耕者の気持ちをくむかのように着実に成長しているのです。
やがて時を迎えての収穫となりますが、規模がそれほどでもないためか意外に手作業です。このような野菜の生育の過程や収穫を間近に見ていると、スーパーで求めるキャベツやブロッコリーなどを『やれ高いの・・・、やれ安いの・・・』と値段ばかりで勝手に語るのも少しはばかるようになります。もちろん、品質の良い野菜を安価で提供いただくことは万人の望むところですが。

何ごとも表に顕れたすがただけで判断するのではなく、その裏に隠れている努力や工夫、汗や思いにも想いを馳せたいものです。

相武山 山主

2020年06月29日

アジサイの彩りが深まり

コロナ禍で落ち着かない日々が続いていますが、自然界は私たち人間の営みに影響されることはあっても、そのダイナミックなシステムにしたがって展開しているようです。コロナ禍の報道が始まった頃にはまだ夜明けも遅く日の入りも早かったのですが、やがて春の彼岸を迎える頃にはかなり陽のさす時間が長くなり、梅雨空にアジサイの彩りが深まる夏至に向かって昼間の時間がぐんぐんと伸びました。

今年の夏至は今月21日でした。夏至は、「夏に至る」という文字からもわかるとおり「この日を境に本格的な夏」という意味です。また、「一年で最も昼の時間が長い日」でもあります。そのことから、太陽の力が最も強まる日ともいわれています。
私にとって日の入りの時間は少し気になります。というのもリョーマとタローの夕方の散歩のためです。前期高齢者の一人としてはできるだけ暗くなっての散歩は避けて明るいうちに行きたいということです。何が起きるかわからないのが人生ですから、できるだけ用心するにこしたことはないという一環です。

ちなみに夏至の反対は冬至。今年の冬至は12月21日です。夏至と冬至の日照時間にはかなりの差があります。参考までに東京では夏至の日の出は4:26、日の入は19:00。冬至の日の出は6:47、日の入りは16:32です。夏至の日照時間は14時間30分程度、冬至の日照時間は9時間45分程度で、夏至のほうが約5時間も長いことがわかります。
これからは12月の冬至に向かって少しずつ日が短くなって行きます。

昼と夜、明と暗、光と闇、世の中のすべては二つの対象から一つの実相を教えています。長短、大小、浅深、高低、生死、優劣、美醜、賢愚、清濁、強弱、是非、始終、有無、老少、男女、苦楽、喜怒、哀楽、幸不幸等々数え上げればきりはありませんが、対比することによってはじめて実相(まことのすがた)が理解されるのです。仏教ではこの実相を正しく知見することがより良く生きるためには大切であることを教えています。何ごとも漫然と見ているのではなく意識して観察することが大切です。

アジサイも日々微妙に彩りを変えて行きます。そのアジサイを愛でている間にもう今年も半分の時が流れて行きました。これからは一日一日陽が短くなってまいります。私たちは再びくり返すことのできない一日一日を歩んでいるのですから、その貴重さを忘れずに悔いのない一日をおくりたいものです。

相武山 山主

2020年06月28日

むごい人種差別の惨劇

5月25日、アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスで白人警察官が黒人男性のジョージ・フロイドさんの首を膝で8分間にわたって押さえつけ、死に至らしめるという非道極まりない事件が発生して1ヶ月が経ちました。スマホ万能の現代はタイミングが会えばリアルな動画を撮ることが可能で、この事件の様子も生々しくニュースで報じられました。こんなひどい犯罪が白昼堂々と公衆の面前で行われたのですから本当に驚きました。

アメリカではすでにアフリカ系アメリカ人のオバマ大統領が誕生しており、スポーツ界はもちろんのこと各界で有能なアフリカ系アメリカ人が活躍しています。奴隷制度の歴史から根深い人種差別はあるものの、「自由と平等、民主主義と人権」を国民共通の価値観としているのがアメリカだと思っていました。

そのアメリカでこのような犯罪が公然と行われるのですから、人種差別問題はアメリカの深刻な病巣ともいえるでしょう。いつまでもなくならない黒人差別や根深い人種問題。警察官による度重なる理不尽な暴力や権力の悪用に対して“Black Lives Matter”(黒人の命は大切)という言葉と共に抗議活動が起こり、フロイドさんを殺害した警察官が当初免職になっただけで逮捕されなかったことなどから全米各地に拡大。その抗議の波はオーストラリア、フランス、オランダ、イギリスなど我が国も含めて世界中に広がり今も続いています。

欧米ほどではなくても人種的差別意識は我が国でも散見されるのではないでしょうか。一人ひとりが自身を省みることが必要かもしれません。また、差別というのは人種だけではなく、自然的カテゴリー(区分)として「性、年齢、身体的特徴ないし人種、心身障害など」があり、社会的・歴史的カテゴリーとして「出自、民族、国籍、身分、宗教、言語、社会的地位、貧富、職業、学歴、思想など」があります。

今回のアメリカでの人種差別の非道ばかりでなく、世界にはさまざまな差別の闇があることを私たちは認識しなければなりません。フロイドさんの悲劇をけっして無にすることのないよう、今回の悲惨な事件から「差別のもつ罪悪と愚かさ」について学ばなければならないのです。

仏教を開かれた釈尊は「人間の価値や尊さは出自や家柄や職業などにあるのでは無く、その人間の行いによる」と教えられました。当時のインドではカーストという厳格な身分制度の社会でしたが、釈尊は人種や階級による差別を否定。平等主義を仏教の一つの旗印とされたのです。その後興起した大乗仏教では一切衆生の平等が説かれ、すべての人々に差別なく仏道が開かれていることが説かれました。

自由と平等と人権は民主主義社会の基盤であり、差別と平等は大乗仏教の大きなテーマですから、フロイドさんのご冥福を祈りながら、私も現代に生きる仏教徒としてさらに見識を高め行動して行きたいと考えています。

相武山 山主

2020年06月25日

市民の森愛護会の皆さまに感謝

以前このブログでもお伝えしましたが、今春、妙法院に隣接する追分市民の森のサワラの樹が伐採整備され、当山の西側がにわかに明るくなり風もわたるようになりました。
先日、市民の森管理者の関水さんとお会いしましたのでサワラ伐採についてうかがいましたところ『ここ数年、台風や強風などで市民の森も倒木が多く、そのうち、お寺の墓地に倒れることがあったら困るので、追分市民の森愛護会で伐採した』とのことでした。

追分市民の森は谷戸や小川、田んぼや畑、杉木立もあって、田園風景が豊かに広がる里山ですから、旭区ばかりでなく多くの横浜市民に親しまれています。もちろん当山檀信徒の方々も折々に里山の風情を楽しんでいます。
サワラの伐採の理由をうかがい先月末には追分市民の森愛護会の皆さまに感謝と御礼の書状をお届けしました。れからも追分市民の森がより多くの方々に里山のすばらしさを伝える存在となり、森の管理に尽力される愛護会の皆さまが健やかに活躍されることをお祈りしています。

相武山 山主

2020年06月24日

青空の下で作務に汗

緊急事態宣言が解除される前日の5月24日(日)、青空の下、午前9時半頃から2時間ほど11名の檀信徒の方々と草取り作務に汗を流しました。ご参加頂いたのは公共交通機関を利用しない方々です。4月末の境内清掃作務は樹木の整備が主でしたが、今月は駐車場などかなり伸びた草をとる作業です。気温も高かったので皆さんあせを流しながらの作務でした。

5月の爽やかな風がわたるなかソーシャルディスタンスをとりながらの作務でした。作務の後には本堂前に集い麦茶とアイスと和菓子で皆さんと談笑。久しぶりの参詣ですからコロナ禍を話題に話もはずみました。皆さまありがとうございました。

【6月も自粛です】
当山では3月下旬から5月まで諸行事の中止や自粛を行ってまいりました。新緑の瑞々しい好季に檀信徒の皆さまと倶に仏道修行の功徳を積むことができなかったことをまことに残念に思っています。
1ヶ月半続いた政府による緊急事態宣言は5月25日に解除されましたが、当山近隣の聖マリアンナ医科大学横浜西部病院では院内感染が発生。4月21日に最初の陽性患者が確認されてから5月18日までに患者30人、医師5人を含む職員43人の計73人の感染が確認され、横浜市保健所は18日、19日の両日、感染症法に基づく立ち入り調査を実施しました。その調査結果によれば感染防止策の不備が複数確認されたということです。

このような地域の現状から当山では緊急事態宣言が解除されても6月は年間行事予定を中止し、1日と13日の月例行事は寺内で執り行い、28日(日)の境内清掃作務(雨天中止)は公共交通機関を利用しない方に限ることとしました。
7月からは平常どおりの法要&行事の執行ができることを期待して、7月と8月の予定を組みましたが、感染の拡大などがありましたら再度変更することもあります。
檀信徒各位に参詣をお勧めできないことは残念ですが、今しばらくの辛抱ですので現状ご理解の上、ご協力をお願いいたします。7月からは無事にご参詣頂けることを願っています。

相武山 山主

 

2020年05月31日

選択には比較と検討が不可欠

我が国での新型コロナウイルスの感染症問題は年明けの1月中旬頃から報道の俎上に乗り、2月初めのクルーズ船の横浜港停泊から本格化。4月初旬の緊急事態宣言の発出に前後して国民すべてに不要不急の外出自粛、学校の休校、企業のテレワーク推進、広範な業種に営業自粛要請などさまざまな対策が講じられました。
ようやく今月下旬にすべての地域において緊急事態宣言が解除されましたが、この間、国や地方自治体の政治家の資質や適応能力、人間力までが明らかになったような気がします。

平時ではよくわからない政治家の器量も危機発生や緊急事態となれば、その課題への対応と対策、実行力を見るときにいかほどのものであるかがわかります。それも対比すればさらによくわかります。それぞれの立場におけるリーダーなのですから職務怠慢などという方がいるはずはなく、各々の器量にしたがって努力しているのは当然です。
したがって短絡的な是非を述べることはできませんが、何ごともその対象について比較することによってその価値がより明らかとなりますから、高い低い、浅い深い、大きい小さい、優れているか否か、適切か否か、時機は適当か否か、優先すべきは何かなどすべての選択に比較と検討は欠かすことができません。また、同じような過ちを繰り返すことなく、より良い対策を講じるためには丁寧な検証も欠かせないのです。

今回のコロナ禍の対応について世界のリーダーと我が国のリーダー。都道府県の各知事それぞれの資質と器量がよく見えました。ことに地方自治の前線に立っている知事の皆さんは都道府県民に直接選挙で選出され、常に担当地域行政の舵取りをしている方らしく、ほとんどの方が原稿を見なくても自分の考えと対策を自分の言葉で語っていました。語る言葉と姿勢にはそれぞれの人間性もよく顕れていて失礼ながら愉しませて頂きました。これも新型コロナウイルスからの一つのおくりものかもしれません。

私たちの人生は出会いと選択といっても過言ではないでしょう。出会いには自らのはからいの有無もありますが、選択は迷いがあったとしてもまちがいなく自らが選び取ったものです。私たちは朝から晩まで一日の間にもさまざまな選択を行いますが、人生そのものが選択の連続です。

その選択はどのようになされるかといえば各自の価値観によるのです。価値観とはあるものの価値を判断するときの根底となるものであり、ものごとの評価・判断の基準となるものです。平たくいえば「最も大切にしているものは何か」といえるかもしれません。価値観は人それぞれに異なり、みな自分なりの価値観をもっていますが、この価値観は定まったものであるとはいえませんから、人生の中で変化することもあります。また、見識のある人は常に自分の価値観を磨いています。価値観を磨き続けるということが自分の心を磨き続けるということになるからです。

価値観の形成には教養と倶に率直な比較と検討が不可欠となります。今回のコロナ禍から私たちは多くの学びを得なければなりませんが、前述のようにリーダーやその対応などを比較することは有益なことだと思います。

相武山 山主

2020年05月30日

マスクも店頭に・・・

マスクが店頭から消えて久しく、どこのお店に行っても「マスクの入荷はありません・・」の貼り紙でしたが、関東の一部では連休明け頃から関係店舗ではなく商店街の一角などの路上でマスクが販売され始めました。ドラッグストアやスーパー、コンビニではなくマスク単体売りなので若干の心配はありましたが50枚入り2,500円で購入しました。
ついこの間まで50枚入りが5,000円とか10,000円の高値で売られていましたから、どうやら生産から流通まで見えてきたので、通常の値段となる前にストックをできるだけ早くさばきたいということなのでしょうか。

そうこうしていたら13日の御講の後にドラッグストアに行くと5枚入りのマスクが並んでいました。これからマスクは日常品になるかもしれませんから、マスクの入手に気をもむことから開放される兆しが出てきたことはありがたいことです。
でもアベノマスクはまだ当方に届いてはいません。もうすぐ届くのかもしれませんが「全世帯に二枚の布マスクを配布」という政府の緊急対策は当初から、『効果があるのかな~、マスクの流通販売が先になるのでは・・・』と思っていましたから、『やはりな~・・・』という感じです。それでもどのような布マスクが届くのかお待ちしています。

相武山 山主

2020年05月29日