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相武山 妙法寺 ブログ

お飾りと御逮夜法要

10月25日(土)午後2時30分より有志の方々と倶に御会式の「お飾り」を行いました。日蓮大聖人御会式の御宝前を荘厳申し上げるお飾りです。前日には須弥壇に「お重ね」を中心にお供物をそなえ、御宝前の前机の両側に桜の樹を模した胴藁を設えました。
はじめに胴藁に法輪をかたどった飾り胴で「のし餅」を巻き付けます。のし餅は23日に興厳房が元和菓子職人の小原さんと一緒に「重ね餅」と共につくりました。興厳師は数年前から小原さんのよき指導を得て、お重ねはお手伝いを頂きながらですが、のし餅は自分で作れるようになりました。

のし餅によって安定した胴藁の上には、ラップによってまとめられた「ゆず」「みかん」「柿」を三段に結えました。ゆずは徳島在住の福井さんからの御供養です。福井さんは十年ほど前に横浜から徳島に転居されましたが、墓所は妙法院に求められご両親の追善に勤められています。お届け頂いたゆずは奥様のゆかり深い「木頭ゆず」。徳島県はゆずの生産が全国第2位ですが、中でも木頭ゆずは、色合いと香りの良さで知られる名品です。みかんと柿はいつものように横浜橋商店街の八百屋さんからの仕入れ。この八百屋さんもとても親切で必ず検品してから納品してくれます。

胴藁の飾りが設えられると桜の枝のお飾り。夏の終わりから準備してきた桜の花を拡げながら胴藁の上に皆んなで飾り付けます。胴藁の上には円盤状の木枠が置かれており、その円盤にはサクラが飾りやすいように小さな穴が空けられています。この円盤はその昔、新横浜の金子さんが工夫されたもので、かれこれ35年ほど利用しています。
サクラが咲き誇るように飾られると、その下に「手餅」「三角餅」「あられ餅」が飾られさらにシキミと杉の葉で荘厳されます。最後は桜の樹の周囲を半紙を三角状に折り重ねた山形で囲んで完成。1時間少々の作業でしたが、皆さん和気藹々と御会式のお飾りを楽しみました。

《御逮夜法要を奉修》
小憩の後、午後4時からは「御会式御逮夜法要」を奉修。御逮夜法要とは御正当法要の前夜に執り行われる法要で一般にいわれる前夜祭に当たります。例年、妙法院では御逮夜法要において檀信徒の方に御先師の申状を奉読して頂きます。今年も日興上人申状を阿部純子さん、日目上人申状を竹村久代さん、日道上人申状を重吉稔さん、日行上人申状を阿部一博さんが奉読。

今年の御会式には四日市市慧光院の坂上純興師がご臨席。御逮夜法要は参詣者が本堂に着席し、申状奉読者が内陣に進んで六老僧の席に着座。如法に法華経要品を読誦、寿量品では下種三宝尊への献香、自我偈の前で磬が打たれ、執事の興厳房が日有上人の申状を奉読。続いて私が立正安国論を奉読。純興師が日蓮大聖人、前述の四氏がそれぞれ御先師の申状を厳かに奉読されました。自我偈は参詣僧俗一同にて訓読で読誦、南無妙法蓮華経の唱題行を勤めて宗祖への御報恩を申し上げました。

結びに私より御会式の意義についてお伝えし、立正安国論と御先師の申状奉読から、日蓮大聖人の教えが「法華本門の教え」であること。また、私たちの現実生活に即した大乗仏教・法華経の意義が高らかにうたわれていることを説明。末法の法華経の行者、下種の教主である日蓮大聖人の滅不滅・常住此説法を寿ぐ御会式を真心込めて両日にわたって奉修する旨申し上げ、住職挨拶といたしました。
秋の帳が下りるのは早く、参詣者が帰路に着く頃にはすっかり薄暗くなっていました。

相武山 山主

2025年10月29日