相武山 妙法院のブログ

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相武山 妙法寺 ブログ

トウモロコシの収穫

当山の北側にはかなり広い農地がひろがっています。今はトウモロコシが収穫期を迎えていますが、四季折々にキャベツやブロッコリー、サトイモやカボチャ、ネギやダイコン、にんじんや菜の花など、各種野菜の栽培が行われています。
この地域の農道はリョーマとタローと私の散歩コースですから、いつも畑の土づくりから収穫までのすがたを間近に見ています。何ごとにも興味津々なので畑の状況視察(?)も散歩の楽しみの一つです。

当然のことながら畑は栽培のサイクルを考えて管理されています。野菜の種まき、植え付けの前には、入念な土づくりが行われ肥料が施されます。肥料よりも土づくりといわれますからこの過程が大切なのでしょう。土の用意ができたところで品種によっては畝立てがなされ、植え付け、種まきとなりますが、防菌や防虫、防草などの対策も疎かにはできません。現代のことですから農作業は当然機械化されていますが、それでも手作業が少ないわけではなく、時折作業に出会うと気軽にあいさつを交わしながらも『たいへんなお仕事だな~・・・』と思っています。

苗の一日一日の成長はわずかなものですが、毎日毎日見ているとそのわずかな成長にも気がつくようになります。一昨日より昨日、昨日より今日と天地自然の恵みをうけ、農耕者の気持ちをくむかのように着実に成長しているのです。
やがて時を迎えての収穫となりますが、規模がそれほどでもないためか意外に手作業です。このような野菜の生育の過程や収穫を間近に見ていると、スーパーで求めるキャベツやブロッコリーなどを『やれ高いの・・・、やれ安いの・・・』と値段ばかりで勝手に語るのも少しはばかるようになります。もちろん、品質の良い野菜を安価で提供いただくことは万人の望むところですが。

何ごとも表に顕れたすがただけで判断するのではなく、その裏に隠れている努力や工夫、汗や思いにも想いを馳せたいものです。

相武山 山主

2020年06月29日