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相武山 妙法寺 ブログ

旅への想い

8月のブログでシルクロードの旅についてお伝えしましたら、数人の方から『旅がお好きなんですか?』というお尋ねを頂きました。すぐに『そうなんです。不器用なのであまり凝るような趣味はありませんが、私にとって旅は人生の大きな楽しみです』とお答えしました。

私は子どもの頃から地理や歴史や人物に関心があり、父親がゆるすかぎり彼方此方に連れて行ってもらいました。知らない世界にふれるのはとても新鮮で感動することが多く、物心がついてから今日まで、機会があれば積極的に知らない地域を歩くようにしています。とはいえ旅には時間や経費、タイミングや健康が必要不可欠ですから思うようにはまいりません。それでも『現地に立ちたい、五感で知りたい』という意欲を常にもっています。

旅は良いことばかりではないという見方もあるようですが、私にとっては失敗や間違いも旅のスパイスですから後悔などほとんどありません。『本で読んだ、テレビや映像で観た』という限定的な感覚ではなく、五官を通じて実体験で知ることがすばらしいと思えるからです。旅には「企画の愉しみ、現地に遊ぶ愉しみ、帰ってきてから回顧の愉しみ」があり、私は一度で3回の愉しみと思っています。

私にとって、「旅すること」は人生の関心事であり自身の糧となるものです。『そんな暇があるなら修学と修行、法務や信徒教化に努めろ』という正論も聞こえてきますが、想像をめぐらして視野を広げ、地勢や歴史、文化や習俗、人種や宗教、各地の生活などを学ぶことは有益なことと信じています。また学んだことは法話などを通じて少しでもご縁のある方々に還元して行きたいと思っています。

相武山 山主

2019年09月27日