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相武山 妙法寺 ブログ

北海道の大会

5月19日(日)北海道旭川市の「大雪クリスタルホール」を会場に法華講全国大会が開催されました。正信覚醒運動に精進する全国の僧俗代表が集い、運動の意義を確認して推進の機縁とする大会です。からりと晴れ上がった青空のもとに開催された大会には全国から約50名の僧侶と信徒代表約400人が参集。韓国からも大韓寺法華講衆が参加されました。

第1部では大会テーマ「恋慕渇仰の信心で」をうけて、ビデオ『恋慕渇仰のこころ~宗祖への想い~』を放映。宗祖御在世の門下僧俗の熱い求道の姿が上映されました。実行委員長の挨拶に続く第2部では代表役員岡田法裕師の挨拶、2名の信徒による所感発表。北海道天塩町能忍寺住職辻満道師による「恋慕渇仰の心で仏道精進」と題しての講演。結びは高橋恩道運営会議議長の挨拶でした。
大会テーマである「恋慕渇仰の信心で」とは仏道の根本である「求道心」に他なりません。詳細は妙風新聞6月号を参照ください。

妙法院からも落合さん夫妻、久保さん、小田さん夫妻が参加されました。今年は大会参加の旅程を組むのが遅れたために、旭川空港にも千歳空港にも直行できず、十勝帯広空港から北海道に入ることになりました。アイドルグループ嵐の解散コンサート北海道公演とぶつかったことによるものです。コンサートは札幌ドームを会場に17日から19日まで3日間の開催。

芸能関係に疎いので知りませんでしたが、アイドルグループの集客力、影響力にびっくりしてしまいました。コンサート開催が決まるまでチケットもホテルも余裕があって問題はなかったのですが、開催が決まるやいなや、あっという間にチケットもホテルもなくなってしまいました。驚くばかりです。帯広に向かう機内でもコンサート組が結構乗っていて、帯広空港に着くまで間断なくアイドルの話題に終始しているようでした。

気持ちよい穏やかなフライトで、十勝帯広空港に着くと広々とした北海道らしい景色が広がっていました。4月からのNHKの朝ドラは「なつぞら」。ドラマのはじめの頃の舞台が十勝となっているので空港にはその案内も掲示されていました。私は朝ドラを見ることはほとんど無いのですが、十勝は私にとってゆかり深い大地なので懐かしく数回見ています。

空港からはレンタカーで旭川へ。興厳房は大会の記録係のため、前日のリハーサルから写真を撮らなければならないので往路は別行動。私たち6人は狩勝峠を越えて富良野から美瑛を経て約4時間ほどのドライブでした。途中、十勝岳など大雪山系西側の残雪や北海道の風情を楽しみました。

翌日は大会の前に旭川市街を一望する嵐山展望台へ。北海道開拓時代から営々と続いてきたであろう町の移り変わりに想いを馳せました。その後、早めに大会会場に向かい会場に隣接する旭川市博物館を見学。とても内容の充実した博物館でした。太古の昔からの北海道、ことに道北や上川地方の地勢や自然、歴史や生活、文化などが詳しく紹介されていました。1時間少々しか時間が取れなかったのはとても残念でした。

大会後は層雲峡に遊び、翌日は大雪山黒岳の展望台で360度のパノラマを楽しみ、その後、旭川市の妙道院に参詣。妙道院ではご住職の導師で勤行・唱題申し上げ、親しくご挨拶を頂きました。午後4時25分の便で旭川を発ち午後6時過ぎには無事羽田に到着。各自帰路に着きました。
天候にも恵まれた佳い大会でしたが、参加者の皆さんとしばし北の大地を楽しむことができたのも喜びでした。明年の全国大会は新潟県長岡市での開催です。新潟佐渡は宗祖にゆかりの深い地ですから企画を練ってみたいと考えています。

相武山 山主

2019年05月30日