相武山 妙法院のブログです。
彼岸の頃から開花しながらその後の寒気のために満開が遅れていた本堂前のソメイヨシノが1日のお経日にほぼ満開となりました。境内西側のソメイヨシノは6分咲きといったところでしょうか。当山の西側に在る追分市民の森でも10数年ほど前に植樹されたサクラがみごとな咲きぶりです。今年はサクラを愛でる期間が例年よりも長く、じっくりと楽しませて頂きました。
1日は月例のお経日ですから、参詣の方々と月初めの勤行・唱題、仏祖三宝尊に御報恩を申し上げました。その後は執事の興厳房による妙風新聞「御心を拝して」を参照に法話がなされ、続いてペット墓「慈愛」で慰霊法要を予定していましたが、通り雨のような天候となり、興厳房と私がペット墓に詣で、その他の方は本堂内から慰霊法要に参加されました。現代ではペットはすでに家族の一員という認識が一般的です。埋葬されているペット諸霊に慰霊をささげた次第です。
慰霊の後には参詣者の皆さんと本堂で桜茶とお菓子を頂いて懇談の一時を持ちました。晴天であればサクラの下でお花見をしたかったのですが残念でした。これからも家族の一員であったペットの慰霊を大切にしたいと思っています。
相武山 山主
2019年04月25日