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相武山 妙法寺 ブログ

興師会と節分会

2月7日は門祖日興上人の祥月のご命日。毎年、年中行事の一つとして興師会(こうしえ)を執り行い御報恩を申し上げています。今年は4日早めて3日の日曜日に奉修。休日の方が参詣者には都合が良く、また、3日は節分でもあるので厄年や現当二世のご祈念を希望される方にも興師会に参詣頂きました。

興師会は「セリ御講」とも通称されていますが、それは上人が好まれたと伝わる芹をお供えして御高徳をお偲びすることに由来します。当日は御宝前の中央に芹をお供えし、その両側には節分の福豆をお供えしました。参詣者の皆さんと倶に法華経要品を読誦、南無妙法蓮華経の題目をお唱えして懇ろに御報恩申し上げた次第です。

法要後には日興上人についての法話。昨年、東海正信連合会の研修会で講義させて頂いた「続・六老僧について」のレジュメを参考に解説。レジュメはかなりの分量なので、その中から「白蓮阿闍梨 日興」のコーナーを取り上げて、その御事跡をたどりながら上人の御生涯を学びました。私たちは日蓮の門下ですから当然日蓮大聖人の御事跡や教えは常に学んでいますが、門祖日興上人については以外に理解していないことが多いようです。しかし、私たちは日興門流と自称するのですから、日興上人についての正しい知識を持つことは大切なことです。これからもさまざまな機会に上人の御事跡と教えを学んで行きたいと考えています。

節分会は仏教行事というよりも我が国の習俗として執り行われてきたものですが、当門流でも古来寒が明ける前日の夕刻に行われてきました。当日の法会の中では私が御宝前に「福はうち」と福豆をまき、続いて興厳房が本堂の四隅と客殿などに福豆をまきました。除災招福を祈念された参詣者の皆さまにも福豆をお渡しして喜んで頂いた次第です。

相武山 山主

2019年02月24日