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相武山 妙法寺 ブログ

初御講を奉修

13日(日)は月例の日蓮大聖人の御報恩講でした。新年初めての御講を「初御講」と称します。信仰に無縁であったり、信仰への意識が薄い方には理解が及ばないかも知れませんが、日蓮門下にとって毎月13日は宗祖のご命日なので特別な意識がはたらきます。季節の供物をお供えしたり、朝夕の勤行にも想いがこもるものなのです。
ことわるまでもなく法華の道場である当山にとって毎月13日の御講は大切な一日です。清掃やしつらえにも気を配り、参詣者が気持ちよくお参りできるようにと寺内一同努めています。御講の奉修は法華の宗徒にとって妙法の護持弘通の証であり、たしかな人生を歩むための方途を得る機会といえましょう。一人でも多くの檀信徒の方々が参詣されることを願うゆえんです。

初御講では如法に献膳・読経・焼香・唱題と奉修。法会の後の法話は興厳房が担当。妙風新聞の「御心を拝して」を拝読して、開目抄の「法華経こそ教主釈尊の正語・身読で至る法悦の境地」について所信を述べました。興厳房が法話を務めるようになってまだ日も浅く、聞きにくい面や理解しがたいこともあろうかと思いますが、昔から『信徒が僧侶を育てる』という言葉があるように、じっくりと見守って頂きたいと思います。

僧侶にとって法話は欠かすことのできない務めといってもよいものですが、法を説くことは容易なことではありません。時に何の抵抗もなくベラベラと内容のない話を語って平気な僧侶や、見識も低く社会常識を弁えることもない僧侶が恥じらいなく語る姿を見ることもありますが、多くの僧侶は身の不徳と浅学を自覚していますから、どうしたら仏法を少しでも間違いなくお伝えできるかと迷い悩み苦しみながら努めています。私も例外ではありません。これからも師弟ともどもにたゆまず精進してまいる所存ですのでよろしくお願いいたします。

相武山 山主

2019年01月31日