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相武山 妙法寺 ブログ

わらべ会 夏のつどい

逆走台風12号の関東地方上陸も予想されていた29日(日)は恒例となった「わらべ会 夏のつどい」を開催。気象庁の詳細な予報から当日の関東直撃は避けられると判断していましたが、台風は関東地方から離れて行ったものの、時折強い雨が降る空模様でしたので、空を見上げて気をもみながら子供たちが集うのを待ちました。

世話人の方は準備のために早めに集まっていましたので、境内清掃の用意や流しそうめんなどの準備をして頂きました。定刻の10時半頃には子供たちも集まりはじめ、 興厳房の司会進行でわらべ会は開始。はじめにみんなでお題目を三唱。続いて方便品と自我偈の「練経」、私が一節づつ丁寧に読み上げて、子どもたちに続いて読み上げてもらいましたが、慣れないことでもあり、声も小さくてどうも気合いが入らないようでした。子供の時には意味がわからなくても、いつか仏教や信仰と向き合うときがきたら、思い出してくれるのではないかと希望しています。

練経の後には『大きな声でアイサツをしよう』と子供たち伝えました。普段の生活の中で『おはようございます。こんにちは。こんばんは。おやすみなさい。行ってきます。ただいま。お帰りなさい。いただきます。ごちそうさまでした。・・・』と、お父さんやお母さんに声に出してアイサツすることが大切だということです。そしてもう一つ『ありがとう』と何ごとにもすなおに言える子になってほしいと伝えました。

続いて興厳房による「お香について」。黒板にアジアの地図を書いて香木の産地とさまざまなお香について説明。さらに実物の各種の香木を手に取り、香木片を焚くとその違いに子どもたちも興味津々でした。続いて乾いたシキミと薬研を取り出して、シキミのお香作りを実習。御本尊様にお供えされているシキミが抹香に変化して強い香りを放つことを知りました。その後はいつものように「太鼓の練習」。初めに紙のバチで練習してから本番です。音には敏感に反応する子どもたち、太鼓の練習を楽しみました。

子どもたちが本堂で学んでいるうちに、境内では世話人の方々境内の草取りと清掃に汗を流し、続いてテントを張り、流しそうめんとバーベキューの準備をしてくれました。各行事の準備は私と興厳房だけではできませんので、世話人有志の方々のお手伝いは有り難い限りです。

お昼は流しそうめんとバーベキューを子どもたちと大人が一緒になって愉しく頂きました。ランチが済むとまだまだ元気な子どもたちは本堂に戻って、小原さんと興厳房の手引きで「まちがい探しゲームと魚釣りゲーム」のレクレーション。30分ほど遊ぶと今度はスイカ割りです。幼い子から小4の子まで歓声を上げながら楽しみ、最後は割ったスイカをみんなで美味しく頂きました。

今年のわらべ会の結びは地元桜井さんのご好意による「ブルーベリー狩り」です。当山から徒歩3分の桜井さんのブルーベリー畑にみんなで向かい、深い紫色のふくよかなブルーベリーを摘み、『おいしい、おいしい・・・』と言って味見をしながらパックに積めました。収穫するというのはとても愉しいもの。初めての試みでしたが大変好評で『来年も是非・・・』と桜井さんにお願いしました。

畑から本堂にもどり参加者一同にてお題目を三唱。本堂前で記念撮影をして今年のわらべ会夏の集いは終了です。子どもの参加者は12名、大人は保護者と草取清掃協力も含めて約30名でした。
皆さんご参加ありがとうございました。

相武山 山主

2018年07月31日