相武山 妙法院のブログです。
昨年の7月に逝去された法因寺初代住職阿部信光師の第一周忌法要を7日(金)11時から当山の本堂で執り行いました。ま夏の暑いさなかに信光師を弔い、その後、汗をかきながら教区の方々と1ヶ月ほどかけて都筑区の法因寺を整理し、明け渡してから早くも1年となりました。
信光師にはいろいろと問題があったかもしれませんが優しい人柄の持ち主で、法要には追善の気持ちを抱く近在の僧侶にご参集頂きました。御宝前を荘厳申し上げ、精霊壇には塔婆を建立して供物とお膳を供え、皆で真心込めて読経・唱題を申し上げました。参列者の信光師への思いは霊山で宗開両祖にまみえている信光師にも届いたことでしょう。
法要後にはささやかな御斎の時間。信光師が引き寄せたご縁そのものに、在りし日のさまざまな姿の信光師を偲び、皆で楽しい語らいの一時をもちました。ちなみに法因寺は早瀬宗門の手によって昨年の秋には取り壊され現在は更地となっています。信光師も驚いておられることでしょう。
相武山 山主
2017年07月31日