相武山 妙法院のブログ

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相武山 妙法寺 ブログ

新年を迎える大掃除

25日(日)は新年を迎えるための大掃除でした。歳末で皆さん多忙の極みにもかかわらず、清々しく新年を迎えるための大掃除に多数の方のご参加を頂き有り難うございました。三師塔や久遠廟、寂静庵や参道、本堂やロビーの掃除から緋毛氈の敷設まで、約2時間のご協力に感謝をいたします。

私は土木作業の疲労と臀部の打ち身、風邪気に血圧の不安定が重なり、23日夕方から26日まで久々にダウンしてしまいました。健康だけが取り柄の私ですから、寝込むなどということは今までほとんどなく、まさに「鬼のかくらん」でした。当初は吐き気もあり臀部から太ももまで傷みが強くて歩けませんでしたから、痛みをこらえて横になるのが精一杯。久しぶりに不快感におそわれていました。大掃除にも参加できませんでしたし、年賀状などの年末年始の準備もすっかり予定が狂ってしまった次第です。

私は不調でしたが代わりに興厳房が執事として頑張ってくれましたから、大掃除から年末の準備までそう滞ることなく進められ、皆さんにご迷惑をおかけすることがなかったことは有り難いかぎりです。私がよく申し上げているとおり『健康は当たり前ではなく、いつ健康を損なっても不思議ではない存在が、今たまたま健康であるにすぎません。健康に感謝いたしましょう』でした。

年が明けると私も年金受給者の仲間入りとなります。これからは皆さんにご迷惑をかけぬよう、自らの年齢を自覚して仏道に精進してまいります。

本年一年間、無事に相武山妙法院を護持することができました。檀信徒の方々有縁の皆さまに心からの感謝を申し上げます。

相武山 山主

 

2016年12月31日

平成28年 おさめ御講

去る12月11日(日)午前11時より「おさめ御講」を執り行いました。御講は日蓮大聖人御報恩講の略称です。毎月13日は日蓮大聖人のご命日忌、日蓮門下ことに宗祖を末法の御本仏と拝する日興門流にとっては大切な月例行事です。古来より菩提寺への参詣や講中での報恩講、自宅での報恩行が営まれ、信仰を確認する特別な日とされてきました。現代では13日に菩提寺に参詣することが難しくなり、休日の日曜日に移して日曜御講とすることもあります。

11日(日)は日曜御講の今年の納めとなりました。約40名ほどの檀信徒が参詣になり、ともどもに読経・唱題。読経の中では仏祖三宝尊へのご報恩の焼香をささげ、御本尊様に今年一年の感謝を申し上げました。

法要後の法話では「開目抄」『詮ずるところは天もすて給へ、諸難にもあえ、身命を期とせん。身子が六十劫の菩薩の行を退せし、乞眼の婆羅門の責めを堪へざるゆへ。久遠大通の者の三五の塵をふる、悪知識に値ふゆへなり。善に付け悪につけ、法華経をすつるは地獄の業なるべし。本(もと)願を立つ。日本国の位をゆづらむ、法華経をすてて観経等について後生をごせよ。父母の頸を刎ねん、念仏申さずわ。なんどの種々の大難出来すとも、智者に我が義やぶられずば用ゐじとなり。其の外の大難、風の前の塵なるべし』を拝読。日蓮大聖人の崇高で強固な御精神について解説すると共に、宗祖のお説きになられた南無妙法蓮華経は仏法のすべてを包含しており、その信行の柱は知恩報恩の感得と実践にあることをお伝えしました。また、参詣者には本年一年の当山外護に御礼を申し上げ、明年も倶に仏道を愉しむ講中を築いていけるようお願いをいたしました。

おさめ御講の後は客殿に移動しての懇親会。参加費は500円玉のワンコイン。懇親会ではかねて講中より希望の「餅つき機」が登場。開始前から餅つき機が勝手に餅を蒸し、つき・こねていました。懇親会の準備をしている間に、元和菓子職人の小原さんがつきたての餅を手際よく切り分けくれました。餅米は金沢区の久保さん、小豆は旭区白根の阿部さん、大根は緑区十日市場の落合さんの提供でした。多摩区生田の芦川さんからはポテトサラダの提供もありました。
豚汁、おにぎり、おろし餅、小豆餅、つけもの、お酒やビール、ソフトドリンクやノンアル、和菓子に洋菓子などを頂きながら、皆んなで一年の無事と信仰の悦びを語って楽しいひとときを過ごしました。誰でも参加できる懇親会ですから来年はもっと大勢の方にご参加頂きたいと願っています。

相武山 山主

2016年12月31日

池を造築しました

昨年の夏、港南区の中澤さんが「お参りを楽しむ一環に池を置いて良いですか」と申し出られ、参道の脇にプラスチック製の池を設置しました。昨年からメダカや金魚を放流して楽しんでいたのですが、もう少し大きな池を作って鯉を入れたいということになりました。鯉は大きくなりますし長生きですから、そのための池となれば少し大がかりにならざるを得ませんし当然経費もかかります。それでも自己負担で作らせて頂きたいということで、池の造築工事が12月13日から始まりました。

設置場所はプラスチック池を撤去して小原さんが植えられていたアナベルの処までとなります。アナベルは駐車場からの参道脇に移して楽しんで頂くことになりました。和風の池が希望でしたが予算が合わず長方形のコンクリート製の池となり、寸法は長さが325㎝、奥行き120㎝、深さ100㎝というシンプルなものとなりました。配水を考慮して大きな寸法の浸透升も設置するので、池の造築工事は想像以上に大がかりに見えましたが、それでも年末までには一応の工事を終了。鯉の観賞用としてのシンプルな池ができ上がりました。年明けに防水工事を行い数回あく抜きをして使用することになります。

池を造築するのは鯉の遊泳を参詣者の方々に楽しんで頂こうということに尽きます。良い機会と考えてネットなどで鯉や池の管理などを調べてみると、ナカナカ奥が深く大変だということがわかりましたが、深刻に考え込まずに「まず楽しもう」と気分を切り替えました。管理を楽しみながらお参りされる方に少しでも喜んで頂けるよう努めてゆきたいと思っています。なお、コンクリート製で深さもありますから、近づきすぎて事故のないように観賞には十分ご注意ください。

工事にあたって3本の虫食いのモミジを伐採し、しだれ桜と夏ツバキを移動しました。これからは植樹植栽をしっかりと考えて境内整備をしたいと思っています。

相武山 山主

 

2016年12月31日

境内東側の擁壁整備

平成22年11月末の入仏落慶法要がつい先日のように思えますが、法華本門の道場として新たな寺院を横浜市旭区に建立落成して早6年の歳月を積み重ねてまいりました。自然環境に恵まれ、交通利便性の高い現在の良地に出会い、墓苑の造成から新寺の建立まで、企画段階から一つひとつの課題と真剣勝負で向き合い、必死の思いで乗り越えてきたので感慨ひとしおです。この間、本当にテレビのドラマのようにいろいろなことがありました。そのうち機会があればまとめてみたいと思っています。

境内東側斜面の擁壁整備
建設当時から境内東側の緩やかな斜面の整備は課題の一つでした。開発計画の条例や行政の指導などによって、本体工事と一体化して擁壁を作ることができなかったからです。やがて困ることになるとはわかっていましたが、一般参詣者には関係ない箇所でもあり、本体工事の困難さもあって建設当時は目をつむることにしました。それでも東側は来賓僧侶が使用する庫裡の玄関があり、未整備は一目瞭然でしたから落成式に参列された僧侶からも「ここどうするの?」という心配の声を頂きました。私は「経費不足でしばらくは整備できません」と応えましたが、本体の経費すら不足して困難な状況がずっと続いていましたから、私の次の世代に対応してもらおうと考えていました。

 
しかし、土嚢を積んで対応していた斜面も経年劣化で維持が難しくなってきました。やむを得ずこの春に数日かけて北側の擁壁内の土を土嚢に入れて移動して積み上げましたが、やはり不安定な状況に変わりはありません。しかたがないな~と思っていましたが、思いもかけぬ御芳志が寄せられ、理解のある建設業者との出会いで擁壁工事が可能となりました。実に有り難く感謝にたえません。工事は11月の末に始められ年末の12月29日に終了しました。

 
いつもそうですが、一所懸命に仏道のために努めていると必ず助けてくださる方が顕われます。釈尊の昔から現代に至るまで仏教の歴史がそれを教えています。法華宗日興門流でも日蓮大聖人や日興上人、さらに高徳の先師先達には有名無名にかかわらずすばらしい仏法の外護者が存在していました。現代に生きる愚鈍の凡僧には優れた知恵も徳もありませんから、凡僧への供養は難しいものがありますが、仏法のすばらしさと信仰の有り難さを実感できた篤信の方々によって、仏法の護持と伝承を願うご供養が御本尊様に供えられることは尊いことです。

 
擁壁整備工事の斜面では春に蕗の薹が芽を出していました。工事のため来春にその顔を見ることはできませんが、緑地化に努めて次々回の春には出会えることを楽しみにしています。今回は擁壁の整備というかたちでしたが、当山では常日頃から仏法荘厳のため、参詣者の信心が深められることを願って境内の整備を心がけています。皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

相武山 山主

 

2016年12月31日

教師講習会と有志勉強会

教師講習会

岡山興風談所の勉強会から帰院した翌日の7日と8日は宗教法人正信会の教師講習会でした。会場は静岡県熱海市の松風苑です。私は講習会の開催担当者でしたので、10月頃から種々企画をねり、講師やスタッフ、会場との調整をはかり、できるだけ多くの教師僧侶が参加できるように準備をしてきました。法人正信会の教師僧侶は約70名ほどですが、今回の講習会には過半の僧侶が参加して法義の研鑽に努め、布教や諸課題についても活発に意見交換をすることができ有益でした。
講習会第1日目は開講式に続いて、大黒喜道師(興風談所)による「開目・本尊の両抄と曼荼羅本尊」と題しての講義。坂井法曄師(興風談所)による「本尊観再論ー戒壇本尊についてー」と題しての講義でした。講義の後にはそれぞれ活発な質疑応答がなされました。

第2日目は吉田輔道師(山口県蓮興院住職)が「布教への思い」と題して所感を発表。師は「宗教不信・宗教離れが進む現代社会、御信徒との信頼関係をしっかりと築くこと、仏事には必ず法話をし仏縁を結んでいくことが法燈相続・布教へとつながっていくと思う。これからもよりいっそう布教に精進して行きたい」と述べました。続いて高橋恩道師(運営会議議長)が法人正信会の存在について、「法人正信会は近代日蓮正宗の誤りを正して、宗開両祖本来の法義と信仰を求めて活動している」と見解をのべ、覚醒運動の展開と法人正信会の有り様について所信を発表しました。その後、覚醒運動の在り方について参加者によるディスカッションが行われ、閉講式をもって教師講習会は終了となりました。

有志勉強会

教師講習会の後にはさらに勉強したいという有志による勉強会が開催されました。私は開催担当者としての参加でしたが、8日の勉強会と9日の伊豆研修に同行しました。

8日の午後1時過ぎから菅原関道師(興風談所)による講義。師は法門研鑽の基礎的理解のために「宗史・宗学研究の基礎」と題して講義。師は法門研鑽にあたっての心構えを述べながら、宗史の理解のためには時代背景などをしっかり学ぶことを述べ、宗開両祖の歴史的観点と富士日興門流の上代と中世について解りやすく講義をされました。続いて大石泰伸師(三河布教所執事)と坂口興妙師(本妙院執事)が日頃の研鑽を発表され第1日目は終了。

翌日の伊豆研修は「伊豆御流罪について」がテーマ。宗祖の伊豆御流罪伝説についてゆかりの地を訪ねました。川奈では流罪の際宗祖にお給仕をされたと伝えられる船守弥三郎夫妻ゆかりの蓮慶寺。俎岩伝説と船守弥三郎の給仕を伝承する岩屋の祖師堂。城ヶ崎海岸の俎岩伝説が残る蓮着寺を訪ねました。その後、研修した地を一望できる大室山に登り伊豆研修会は無事終了、午後1時散会となりました。
教師講習会と有志勉強会は共に内容が充実したもので、参加教師の意識を高め今後の覚醒運動の推進に寄与するものと思います。

相武山 山主

2016年12月30日

定例勉強会に参加して

相武山のホームページを立ち上げブログを始めた時には、毎週1本の更新を目処と考えていましたが、諸般の事情に押され今年の後半頃からは月末にまとめてアップするようになってしまいました。年末最後の師走は12月の動きをほとんど2~3日でまとめるばかりとなり、やむを得ない事とはいえ反省しきりです。新たな年は週1アップのペースを守れるように努力したいと思っています。

定例勉強会に参加して

12月の第1週は修学に励む好機でした。5日と6日の両日は岡山市に在る興風談所の定例勉強会。法義研鑽のために参加聴聞してきました。興風談所は日蓮大聖人や日興上人の法門探究を中心に、古文書の解読から法華経の研究、日蓮教団とその歴史などの研究に精励している機関です。法義研鑽を志す有志によって設立された機関ですが、所員の志の高さと真摯な研究成果の積み重ねにより、設立より30年を経過した今日、日蓮門下では宗史・宗学研究では一目置かれる存在となっています。

所員は皆正信覚醒運動に参画される方々ですが、興風談所は研究機関ですので他宗他門をふくめ所属の是非を論じることもなく門戸を広く開放しています。談所の勉強会の前身となるものは相当前に遡りますが、現在のように6月と12月の2回、定例勉強会を開催し紀要「興風」や興風叢書を定時刊行するようになってから30年ほどになるでしょうか。私もささやかな向学心がありましたから、時間も経費も都合して勉強会にはできるだけ参加を心がけてきました。時に参加できないこともありましたが、25年くらいは継続して参加してきたように思います。
勉強会に参加すると新たな研究成果のおもしろさと、発表者の熱意と見識、そして地道な努力が伝わってきて、「自分も励まなければ・・・」と強く感じます。ですから、日頃、法務や世事に追われがちな自分でも、勉強会から帰院しますとしばらくは法義研鑽の熱意が続き、難しい法門書とも正面から向き合うことになりますから勉強会は有り難い存在です。

今回の勉強会は2名の新たな研究発表者が登場したこともあって、休憩もほとんどとることなく、まさにみっちりと内容の詰まった勉強会でした。すべてを消化できたかと問われれば、もちろんと答えたいところですが、内容も多岐多面にわたっていたのでそうもいきません。それでも研究発表の意図とおよその内容は理解したつもりで帰路につきました。僧侶は生涯、修学・修行の身ですから、これからも研鑽に努めて行く所存です。

相武山 山主

 

2016年12月30日

法話会「今を生きる」から

今年の「日曜法話会」は11月13日が最終回でした。今年も例年通り1月から11月まで「仏教に親しむ」をテーマに開催。当山の法話会は一般の方々に「仏教はもちろん宗教や信仰に対する偏見や誤解を少しでも取り払って頂き、仏教の基本的思想と信仰を理解し人生に活かして頂きたい」と願って開催しています。毎回25名~40名の聴講者ですから盛況とまでは言えませんが、開催の目的が少しでも実るよう内容の充実を図り広報にも努めています。宗派の底流に在る仏教の基本を中心にお話をしていますから、一般の方はもちろん檀信徒の方々にも、法華経や宗祖の教えをより深く理解することができるのではないかと思います。
11月の法話会の世相は「米国 新大統領選出」でした。始めにアメリカ合衆国と大統領選挙について解説し、今回の大統領選挙と次期大統領にトランプ氏が選出された流れと世評を紹介しました。「学ぶべきこと」では、「古今東西の歴史から政治を俯瞰する。政治は誰のためのものか。主権在民を考える。円満な政権交代(混乱しない権力の移譲)。国民の権利と義務として我が国の政治(国政や地方政治)にも関心を持たねばならない」と意見を述べました。法話会のテーマは「今を生きる」(どのように生きるべきか)でした。仏教の基本が説かれ「真理のことば」といわれる原始仏典のダンマパダ(漢訳法句経)を紹介。

『☆ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも汚れた心で話したり行なったりするならば、苦しみはその人につき従う。――車をひく(牛)の足跡に車輪がついて行くように。

☆ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも清らかな心で話したり行なったりするならば、福楽はその人につきしたがう。――影がそのからだから離れないように。☆ 実にこの世においては、怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息む(やむ)ことがない。怨みをすててこそ息む。これは永遠の真理である。

☆心は、極めて見難く、極めて微妙であり、欲するがままにおもむく。英知ある人は心を守れかし。心を守ったならば、安楽をもたらす。

☆悪事をしても、その業(カルマ)は、しぼり立ての牛乳のように、すぐに固まることはない。(徐々に固まって熟する。)その業は、灰に覆われた火のように、(徐々に)燃えて悩ましながら、愚者につきまとう』等の経文を解説。

『仏教では過去をみつめて未来を切り拓くことを願うがその基本は「今を生きる」ということ。夢と希望への道は現実を直視してこそ踏み出すことができること。今を疎かにしては佳き道を歩むことはできないこと。志や目的を定めて今なすべきことに集中する生き方が大切。仏教は如何に生きるべきかを教えていること。どのような心で日々を歩むべきかを教えているのが仏教』であることを述べました。
最後に日蓮大聖人の御書「開目抄」を拝読して結びとしました。

明年も1月から11月まで日曜法話会を開催いたします。

仏教に親しみ人生を豊かにするためにもふるってご参加ください。

相武山 山主

 

2016年12月02日

七歳のお祝い

11月13日(日)の月例宗祖御講と日目上人会の後、白濱玲李ちゃんが七歳のお祝いでご家族と参詣されました。三歳の御祝いをしたばかりという印象でしたから、大きくなるのは本当にあっという間です。お参りの前に家族で記念の写真を撮ってきたという玲李ちゃんを中心にご家族皆さんでのお参りでした。

かわいらしい手に数珠をかけ、ご両親と祖父母の読経唱題に声を合わせていました。私はこれまでの無事と成長を御本尊様に感謝申し上げ、これからの長い人生、いろいろあると思いますが心身共に健康で、困難を乗り越えて行くことができるようにと祈念を申し上げました。妙法曼荼羅本尊を頭に頂き家族皆さんの祈りを頂戴したのですから、玲李ちゃんには佳い人生を歩んでくれることを願っています。

午前中から写真の撮影などに追われた玲李ちゃん。参詣が終わる頃には疲れている様子でしたが、御宝前に供えてあった千歳飴を手渡すとにっこりと微笑んでくれました。これからの人生幸多きことを祈っています。

相武山 山主

2016年12月01日

日目上人会を奉修

11月13日(日)午後1時より月例の宗祖御報恩講と併せて日目上人会が奉修されました。小春日和の暖かな日差しの中、参詣者は午前中に開かれた日曜法話会に引き続いての参列。

御宝前には献膳と共に供物と日目上人ゆかりのカブが供えられました。法要は献膳・読経・唱題と如法に修められ、参詣者一同、第三祖日目上人に真心からの御報恩を申し上げました。その後、私から「月例御講の大切さと大石寺門流として日目上人への御報恩を忘れてはならない」旨の挨拶を申し上げました。

続いて執事の興厳師より日目上人のご生涯についての法話。師は日目上人の御事跡を簡略に述べ、『富士日興門流の信仰を継承する私たちは、日目上人の行体堅固・常随給仕のお姿を拝し、そのお背中に一歩でも近づけるよう努めていくことが大事ではないでしょうか』と結ばれました。

私たちが日蓮大聖人と日興上人の教えを信行できるのも、ひとえに第三祖日目上人の御恩徳によるものですから、これからも日目上人への御報恩を大切にして行きたいと思います。

相武山 山主

2016年12月01日