相武山 妙法院のブログ

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相武山 妙法寺 ブログ

今日は歳末の大掃除

当山も今日は大掃除。新春を迎えるために本堂境内の大掃除を行いました。歳末の忙しい中にもかかわらず、約20名の檀信徒の皆さまにご協力頂きました。本堂、回廊、玄関、客殿、ロビー、そして、三師塔、久遠廟、寂静庵、墓所や境内はもちろん、公道まで皆んなで清掃に汗を流しました。とくに公道の側溝などは土砂を取るのが大変でしたがすっかりきれいになりました。午前10時から1時間半ほどの清掃でしたが、お陰様で気持ちよくお正月を迎える準備ができました。引き続いて月例の世話人会でしたが、その前に皆んなで温かい豚汁とおしるこを楽しみ、今年一年の無事と信行増進を喜び合いました。

掃除といえばこの4月まで緑区の白濱さんにすっかりお世話になりました。もう数年になるご奉仕には感謝の言葉もありません。心から御礼を申し上げます、ありがとうございました。また、夏の暑いときから秋の深まるときまで、旭区の阿部さんが折々に境内の草取りに汗を流して下さいました。月例行事への参詣の前に早めにみえて境内の草を取り、行事のない日でも暑さの厳しくない午前中に境内を浄めて頂きました。ご自分の意志で、できるとき、できるかたちでの仏道精進は、無理がなくさわやかなもので、その志に敬意を表します。

また此の度、御宝前の礼盤(らいはん)と鈴座(りんざ)の半畳(はんじょう)を新調(しんちょう)御供養頂きました。落慶式から気になっていた半畳ですが余裕がありませんでした。多くのご信徒の方も気になっておられたようで、此の度、金沢区の久保さんのご発声に22名の方が賛同され半畳3枚を新調させて頂きました。「信は荘厳から」との言葉もございます。御宝前が調えられ清々しくなることは喜ばしいことですから、きっと御仏大聖人様の御照覧にあずかることでしょう。

その他当山はこの一年、仏道への思いを大切にされる多くの方々に、陰に陽にさまざまなかたちで支えられお護り頂きました。歳末にあたりあらためてすべての方々に感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
間もなく平成24年も幕を閉じようとしています。有縁の皆さまにはどうぞ心健やかに良いお年をお迎えくださるようお祈り申し上げます。

なお、新春の参詣は1日(火)の元朝(がんちょう)勤行会(ごんぎょうえ)が午前0時、初勤行会(はつごんぎょうえ)が午前11時と午後2時から執り行われ、2日(水)と3日(木)の両日は午後2時から初勤行会が執り行われます。勤行会以外の時間の参詣は自由となっていますので、午前7時から午後6時まで自由にご参詣ください。墓所への参詣も自由となっています。

では良いお年を。

相武山 山主

 

2012年12月23日

おさめの御講

年の瀬を迎え何かと急かされる日々となっています。今日はもう冬至、今年も残すところ10日となりました。このブログもできれば週1回のアップをと心がけてきましたが、なかなか思うようには行きません。それでも楽しみにご覧頂く方々も居られますのでさらに発信に努めて行きたいと思っています。よろしくおつきあいの程お願い申し上げます。

去る13日は今年最後の宗祖日蓮大聖人の御報恩講(ごほうおんこう)でした。澄み渡る青空に初冬の日射しは暖かく、参詣の方々もさわやかな笑顔でのお参りでした。御講の前には朝から御講に参詣できない数人のご信徒がお参りになり、年末のご挨拶を交わすことができ、今年一年の妙法院護持に感謝を申し上げました。
また16日は「おさめ御講」を執り行い、参詣されたご信徒と共に仏祖三宝尊にご報恩を申し上げました。両日の御講では法華経を読誦申し上げ、宗祖ご証得のお題目をお唱えしてご報恩申し上げました。法要後の法話では「千日尼御前御返事」を拝読。宗祖の佐渡ご流罪の様子を丁寧に説明、ことに佐渡で信徒となられた千日尼の信心の深さと強さを宗祖のお言葉を通してお伝えしました。

16日のおさめ御講の後には世話人さんを中心に久しぶりに懇親会を開きました。妙法院を菩提寺としてご縁の深い講中の方々も、日頃はなかなかコミュニケーションが取りにくいので、年のおさめに交流をはかってみようと企画されたものです。皆さんの持ち寄りとお寺からの手料理を軽く頂きながら、楽しい歓談の一時を過ごすことができたのは本当によかったと思います。これからもさまざまな機会を活かして講中の活性化を図ってまいりますので、ご縁の有る皆さまにはどうぞ気軽にご参加ください。

明後日23日(日)は大掃除の予定です。新年をさわやかに迎えるために本堂・客殿・境内の大掃除を行います。時間の許す方はご協力の程よろしくお願いいたします。

相武山 山主

2012年12月21日

最寄り駅「三ツ境」

当山の最寄り駅は私鉄の相模鉄道線、略して相鉄線の三ツ境(みつきょう)駅です。相鉄線は横浜駅から海老名駅までを結ぶ相鉄本線(24.6㎞)と、二俣川駅から湘南台駅に分かれるいずみ野線(11.3㎞)を持つ大手私鉄で最短の鉄道です。国内の大手私鉄同様、相鉄も戦後の経済成長期に住宅開発と共に発展してきました。本線には横浜駅から海老名駅まで18の駅、いずみ野線には7の駅があります。その歴史は大正時代に溯り、さまざまな紆余曲折があって現在に至っているようです。関心の有る方は相鉄の歴史をちょっとのぞいてみるのも面白いと思います。

三ツ境駅は横浜駅から海老名駅に向かって11番目の駅で、横浜駅から急行海老名行きに乗って三つ目の駅となります。所要時間は16分ほどです。各駅停車では22分ほどかかります。乗降客数は横浜、海老名、大和、二俣川に次で5番目に多い駅です。駅は瀬谷区三ツ境にありますが、旭区と瀬谷区との区界にあります。この駅の北口バスターミナルからは若葉台中央行きのバスが頻繁に出ています。このバスに乗車して5つめのバス停「矢指町入り口」が妙法院への最寄りバス停です。所要時間は5~7分ほどでしょうか。バス停際の電柱には当山の案内板が掲示されています。

三ツ境駅は大正15年(1926)5月12日、 旧神中鉄道の駅として開業されました。
この付近は分水嶺となっており、古くから武蔵国都筑(つづき)郡(二俣川村・下川井村)と相模国鎌倉郡(瀬谷村)・同高座郡(下鶴間村)の2ケ国3郡が境を接する場所であり、駅の横浜寄りが相模国と武蔵国の境となっていました。
駅名の由来は明治22年(1889)から昭和14年(1939)にかけて存在していた都筑郡二俣川村(大字二俣川)と都岡(つおか)村(大字下川井)、鎌倉郡中川村(大字阿久和)の三つの境であることから、「三ツ境」と名付けられたといわれています。
参考までに古地図には「密教」「三経」という地名が見られるといわれ、何らかの信仰的な意味合いがあった可能性もあります。

相武山 山主

2012年12月07日