相武山 妙法院のブログ

相武山 妙法院のブログです。

相武山 妙法院

  • HOME
  • 相武山 妙法院
  • お知らせ&行事案内
  • 道の心得
  • 法話会
  • 墓苑・永代供養墓
  • 自然に親しむ
  • 交通のご案内
  • ブログ
  • サイトマップ

045-442-7688

  • ご相談について

〒241-0806 横浜市旭区下川井町1590-1

相武山 妙法寺 ブログ

金環日食が観られる

5月21日(月)の朝には日本で金環日食が観られるということです。当院の在る横浜市旭区でも「今回の金環日食では、太陽がドーナツ状になる様子を観察することができる金環日食帯の中心線が旭区を通ります。 6時過ぎから部分日食が始まり、7時30分近くに月が太陽の中心に達します」
また『東の空が開けたところであれば旭区内では、どこでも金環日食が見られます。東の方向で、約35度の高さに見えます。(35度は腕をまっすぐ伸ばし、にぎりこぶし3個分の高さを目安にしてください。)「中心線」に近いところほど、金環状態が長く続き、リングも隔たりなく重なります』というお知らせがありました。

近くの動物園ズーラシアでは「5月21日に、いよいよ待ちに待った天体ショー「金環日食」当日を迎えます。もっとも金環日食のリングが美しく見えると言われている中心線、その中心線がズーラシアを通過します。そこでより多くの皆様に金環日食を楽しんでいただくため、早朝6:00から開園するとともに、ご来園のための早朝臨時便(中山駅発よこはま動物園行き)を運行します。」との案内を出しています。

金環日食について国立天文台では、『「日食」とは、月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象です。太陽が月によって全部隠されるときには「皆既日食(または皆既食)」と呼ばれます。また、太陽のほうが月より大きく見えるために月のまわりから太陽がはみ出して見えるときには「金環日食(または金環食)」と呼ばれます。今回は日本の一部の地域でこの「金環日食」が見られます。 - 略 - 日食は、見る場所によって、どのくらい深く欠けるかも違いますし、日食が始まる時刻や一番大きく欠ける時刻・日食が終わる時刻も違います。』と解説しています。

もちろん雨や曇り空では観ることができないのでしょうが、めったに観られない天体ショーですから話題に上っているのでしょう、私も観ることを楽しみにしている一人ですが、めったにないということは、実は今日一日の命の営みに他なりません。よく考えれば誰もが明日を保証されていないのですから、一日一日の大切さに思いをいたしたいものです。

さて明日は午前11時より当院恒例の「日曜法話会」を開きます。
テーマは「帰依のこころ」としました。仏道の基本であり、仏教信仰の証となる三宝(仏・法・僧)への帰依についてお話をさせて頂きます。
皆さまのご参加をお待ちしています。

相武山 山主

 

2012年05月19日

教師補任新説披露

五月晴れに恵まれた5月5日(土)午前11時から、弟子興厳房の教師補任新説の披露をさせて頂きました。この披露は去る4月8日岐阜県垂井町の天奏寺において、興厳房が教師補任式を挙行させて頂きましたが、妙法院信徒の参列は限られていましたので、妙法院で披露申し上げる事となった次第です。前座役には千葉県円乗寺の丸岡真乗師を迎え、兄弟子の坂上純興師と教区ご僧侶の参列を得た教師補任新説披露には約90名の信徒の方々が参列されました。

披露式では坂上師が進行役を務め、開式の前に住職より教師補任式の意義と披露式のながれが説明されました。披露式では天奏寺での補任式に倣い、法華経寿量品自我偈の読経に続いて唱題がなされる中、丸岡真乗師が御宝前での三拝を行って高座に登られました。説法では教師補任の意義を述べられた後に、法華経随喜功徳品について丁寧に御説法されました。次で興厳房が御宝前に三拝、威儀をただして高座に登り、法華経見宝塔品について説法をさせて頂きました。参列の皆様は幼い頃からの興厳房を承知で、ようやく説法を許されるまでになったことに、温かいまなざしを送られ真剣にご聴聞頂きました。

その後、参列者と共に記念撮影を行い饗応へとうつりました。毛氈が敷かれた本堂での饗応では、始めに茅ヶ崎市妙覚院松田教尊師と講中代表の新倉昇三さんからお祝辞を頂き、丸岡師の発声で乾杯を行いしばし歓談の時をもちました。参列者のお一人お一人に興厳房と一緒にご挨拶を交わし、御礼を申し上げました。非力な妙法院はこれまでもイバラの道を歩んできましたが、我が国では信仰や宗教への偏見もみられ、仏教の教えを学ぶことの大切さをうったえて行くことも難しい時代となりましたから、興厳房の未来も厳しさが予想されます。しかし、宗祖の御生涯に思いを馳せるならばきっと乗り越えて行くことができるでしょう。
有縁の方々のご理解とご支援を心からお願い申し上げる次第です。此の度はありがとうございました。

相武山 山主

2012年05月17日

宮崎さんを偲んで

連休の4月29日に宮崎遊亀子さんの七七日忌法要が執り行われました。宮崎さんは去る3月14日の早朝に逝去され、この日は娘さんの由喜美さんとご主人、お孫さんの将太郎君夫妻と拓磨君、そして妹にあたる緑区の落合さん御夫妻が参列しての法要でした。宮崎さんは平成7年当院にお見えになられて約17年、いつも日蓮大聖人への信仰を大切にしておられ、教えについてもまじめに学ばれる方でした。

宮崎さんは元来心臓が弱く10年ほど前からは、心肺機能の疾患で入退院を繰り返しておられました。それでも信仰心の篤い宮崎さんは、妹の落合さんの助力を得て、身体の不調をおしてよく妙法院に参詣されました。昨年のお会式のお花作りにも喜んで参加され、笑顔で皆さんと言葉を交わしておられたのが印象的です。今年になってもご主人の17回忌を気にしておられ、娘さん御夫妻と合力して1月8日には無事に法要を営まれました。そのおり、「あ~良かった、これで心残りはありません」と語っておられたのが耳に残っています。

本人の希望により葬儀は妙法院を式場として、3月17日・18日に執り行われました。ご家族・親族・友人が参集された葬儀では、宮崎さんが深く信仰しておられた法華経が心を込めて読誦され、日蓮大聖人のお題目が厳かに霊前に供えられ、霊山への旅立ちを皆んなでお祈り申し上げた次第です。
ご本人はとても可愛がっていたお孫さん達が、いつの日か法華経と日蓮大聖人の教えを信仰して、より良い人生を送ってほしいと願っておられましたが、きっとご家族や親族、友人の方々の幸せを法華経の世界から見守っておられることでしょう。

合 掌
相武山 山主

2012年05月13日